幻想文学
遅くなりましたが、先日17日夜、当ブログでいつもレポートをあげている、井村君江先生のZOOM講義がありました。井村先生のお話と、講義後に様々な話題で盛り上がったディスカッション、浅学の私では扱いかねる話題も多々あったのですが、私に理解できる箇所…
先日のZOOMによる井村君江先生の講義の関連の書籍になりますが、早速拝読しました。
2016年の再販で入手し損ねていた山尾悠子の伝説の短歌、今回の再版でようやく入手できました。私事ですがこれで蔵書における山尾悠子はコンプリートのはずです。私には短歌や俳句を評するための韻文の教養はありませんので、あくまで幻想文学や詩のサイドか…
6月19日夜、ナイトランドクォータリー主催の井村君江先生による講義が行われていました。妖精の女王による「コティングリー」の講義とくれば、傾聴しないわけにはまいりません。仕事を何とか早上がりして、僭越ながら私もごく一部ですがディスカッションに…
昨晩のツイートで予告していた感想ですね。まあ、一言で終わりです。人類と宇宙を紡ぐ稀有壮大なビジョンを奏でた世界SFの頂点の一つ。読者自身の知性を全開にして格闘してください。ネタバレも含まれますので、この先は注意しながら読んでください。
先月発売された、日本SF作家クラブ編集による短編集です。錚々たるメンツが並んでおり、短編も粒ぞろい。2021年のベスト候補に挙がるレベルの完成度でした。
今回のレビューは先月発売の呉明益『複眼人』です。
極私的回顧、遅れに遅れていますがようやくラスト前まで来ました。毎年のお断りですが、読んでいる冊数が少ないので、国内外の作品をまとめて配しております。また、こちらもいつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読みたい』およびamazonほか…
極私的回顧第30弾は幻想文学です。毎年同じことを書いていますが、SF・ファンタジー作品の中でも幻想性・文学性が髙いと思ったもの、および文学・文藝作品で幻想性が髙いと判断したものを配しています。作品数が少ないので、内外の作品を取り混ぜて扱って…
極私的回顧第29弾は国内のファンタジーについてのまとめです。アダルト・ファンタジーと児童文学のファンタジーのまとめであり、ライトノベル・ファンタジーはライトノベルの項に入れています。また、いつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読…
極私的回顧第28弾は翻訳のファンタジーです。ジャンルSFに関連する作品のうち私がファンタジーとみなしたもの、および児童文学のファンタジーの中で私がアダルト・ファンタジーとみなした作品についてまとめています。また、いつものお断りですが、テキス…
極私的回顧第27弾は国内SFについてのまとめです。毎度のおことわりですが、SFにジャンル分けできるものでも、作品によっては近接ジャンルのファンタジー・幻想文学などに配置している場合があります。また、テキスト作成のために『SFが読みたい』およ…
遅れに遅れている極私的回顧の進行ですが、ようやく終盤まで来ました。第26弾は海外SFについてのまとめです。作品によってはファンタジー・幻想文学など他ジャンルに配したものがあります。また、いつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読み…
3月1日はかの井村君江先生のお誕生日で、《ナイトランド・クォータリー》が主催した誕生日のお祝いのZoom配信企画がありました。僭越ながら私も末席からちょこんと見ておりましたので、雑駁ですが感想をまとめたいと思います。
極私的回顧20弾はアニメです。今回は例年通り、商業アニメとアートアニメを混在させた並びになっております。また、いつものお断りですが、amazonなど関連サイトのレビューをテキスト作成の参考にしております。
極私的回顧第18弾はコミック(一般)です。例年通りのお断りですが、ジャンル全体を俯瞰するほどの読書量がありませんので、ジャンル全体のまとめは行わず、ベスト5を挙げるだけにとどめます。また、こちらもいつものお断りですが、テキスト作成に『このマ…
極私的回顧第17弾は詩です。いつものお断りですが、テキスト作成のためamazon、《現代詩手帖》ほか各種レビューを参照しております。また、これも毎年のお断りですが、詩誌や同人をきちんと追っていないので、不完全な総括であることをご容赦ください。
極私的回顧第16弾は国内文藝です。いつものお断りですが、テキスト作成の際にamazonほか各種レビューを参照しています。
極私的回顧第15弾は海外文学です。いつものお断りですが、テキスト作成の際にamazonほか各種レビューを参照しています。
極私的回顧第12弾はミステリ系エンタテイメント(国内)です。いつものことですが、テキスト作成のため『このミス』ほか各種ランキング、およびamazonほか各種レビューを適宜参照しています。
さて、悪感情はこれくらいにして、本日更新しなければいけなかったテキストにいきましょう。今年も当ブログのメインコンテンツ(??)、極私的回顧の時期がやってまいりました。当面は極私的回顧の更新がブログのメインになります。
先月末に公開された、『ウルフウォーカー』を観てきました。面白かったです。極私的には年間ベスト級の傑作アニメだと思います。一部ネタバレも含まれますので、ご覧の際はご注意ください。
今回のレビューは澤村 伊智の今月発売の新刊です。
毎度毎度の遅ればせですが、ようやく星雲賞授賞式のWEB配信をじっくり見る機会が取れましたので、各部門について極私的にコメントしていきたいと思います。プラスコメントもマイナスコメントもありますが、ご容赦いただければ幸いです。
今回のレビューは先月発売されたミルハウザーの新刊・短編集です。
既に無数の感想が上がっており、これからも称賛の声が上がり続けるのは間違いないですが、『劇場版Fate/Stay night[Heaven's Feel]』を観てきたので、簡単に感想をまとめておきます。
昨夜、『ナイトランド・クォータリー』のZoomによるトークセッションが行われ、これまでは仕事の都合でなかなか厳しかったのですが、ようやく視聴することができました。
今回のテキストは、去る7/18の夜にZoomで行われた第19回Sense of Gender賞の1次選考会のレポートです。仕事が終わって疲れた頭で参加したのでろくすっぽメモなど取っておらず、雑駁なものですが何卒ご容赦ください。
今回のレビューは先月発売された芥川賞作家・山下澄人の新作です。
今回のレビューは先月発売の講談社タイガ、内藤了〈よろず建物因縁帳〉の7作目です。