otomeguの定点観測所(再開)

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モンテディオ山形~戦い続ける気持ち~

 一昨日のモンテの試合についてのテキストですが。うーん、最近、モンテのことを考える時が重くて気が重くて・・・。また勝てませんでした。

 【後半戦8試合未勝利・・・】

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 アウェイで首位・コンサドーレとの一戦でした。昨年までなら互角に戦わなければいけない相手だったはずですが、今や大きく水をあけられた状態です。シンプルに順位が示す通り、一方的なスコアとなりました。

 前節の京都戦では守備が機能していました。引き続き、この試合もソリッドな守備がきいて、序盤はコンサドーレにボールを与えながらもしっかり受け切っている状況・・・かと思いきや、13分に渡辺広大ペナルティエリアの中で不用意なファールを犯し、早くもPKを献上。おい(# ゚Д゚)

 一応、その後はモンテが攻撃に転じますが、コンサドーレは余裕を持って受けている感じで、相手ゴールを脅かすような場面はほとんどなし。決定力不足以前に、もはやチャンスすら作れない状況です。

 後半、スルーパスなどから攻め込む場面もありましたが、58分、相手のコーナーキックに反応した山岸と川西が交錯し、川西がオウンゴールを献上。こら(# ゚Д゚)

 いずれも自ら失点という情けない状況。その直後に都倉にヘディングで押し込まれて3点目を食らい、ジ・エンド。その後、なんとか1点を返しましたが、現在のチーム状態の差を如実に示すような完敗となりました。

 これで後半戦8試合未勝利です。選手も監督も社長もサポーターもぎくしゃくとして負のスパイラルに入っているのが今のモンテの状況です。Jリーグ加盟の1999年以降、最悪のチーム状態に陥り、光が全く見えてきません。それでも応援し、叱咤の声を上げ続けなければいけないのですが、こういうテキストを書くのもだんだん苦しくなってきたなあ・・・。

 

【そうはいっても勝つしかない】

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 モンテについての全国レベルの配信は珍しいですね。どうもありがとうございます。この記事に書いてある「潜在的ファン」という表現はその通りだと思います。山形に帰省したとき必ずモンテの話題はするようにしていますが、私の周囲にもサッカー好きを除けばコアなファン層というのはいません。しかし、県民のほとんどがモンテのことは知っていて、関心がないことはない。ただし、勝っているときは関心があるけれど、今年のように負け続けているときには冷淡になる。ライトなファン層はそんなもんだと思います。

 山形にはスポーツクラブが根強い文化として地域に根付いているわけではないので、関心を引くためには話題づくりしかありません。スタジアムでの試合観戦にオプションを持たせるという発想は、付帯的なアイデアとしては有効だと思います。しかし、結局取り上げてもらうためには勝って盛り上げるしかないんですよね。あくまでプロスポーツですから。

 先日、京都戦後の居残りで社長がサポーターから罵声を浴びていましたが、罵られた理由はどうやって勝たせるかの具体策を話せなかったということに尽きます。公式サイトで「修正すべき点は把握しており、強化部の下、監督・コーチ・選手一体となって取り組んでおります。」と謳っていますから、せめてサポーターに対して具体的に何をしているか明らかにしてほしいものです。

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モンテディオ山形を日頃から応援いただいているファン、サポーターをはじめすべての皆様には、日頃から熱いご声援を頂き誠にありがとうございます。
同時に、後半戦スタートから未だ勝利を挙げていない現状を大変申し訳なく思っております。

現状を憂うサポーターの皆様の声を数多く頂戴しております。厳しい言葉、叱咤、そして激励一つ一つに目を通し、この思いは皆様がモンテディオ山形を愛しているからこその声であることを重く受け止めております。

悪天候の雨の日も遠いアウェイでの試合でも、モンテディオ山形を愛し、信じ、試合に駆けつけ応援し続けて下さる皆様に勝利をお届けすることを何よりも最優先に考え、チームの立て直し、そしてフロントスタッフには最大限のサポートを強く訴え、この局面を打開すべく懸命に取り組んでおります。

チームの現状をご説明させて頂きますと、今のクラブにとって重要なことは、結果はもちろんのこと、チームの根源を支える監督と選手たちが、ひとつの方向を向いているか、一丸となってチャレンジする姿勢を失っていないかということであり、そのことに関しては、全くブレておりません。修正すべき点は把握しており、強化部の下、監督・コーチ・選手一体となって取り組んでおります。今まで積み上げてきた信頼関係を大切に、可能性のある限り、当初の目標であった1年でのJ1昇格に向けチャレンジし続けます。

明日、8月11日は山形県民応援デーです。
観戦される多くの皆様が、勝利の歓喜で沸き返るスタジアムで感動し、これからもスタジアムで応援頂けるように、我々は一丸となって京都サンガF.C.戦に全力で立ち向かいます。
皆様の声援を力に全力のプレーで、共に勝利を掴みとることをお約束します。NDソフトスタジアム山形で皆様をお待ちしております。

(上記リンクからの社長コメントのコピペ)