otomeguの定点観測所(再開)

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2017出雲駅伝

 さて、話題をガラッと変えて駅伝にいきましょう。今年の大学駅伝3冠初戦となる出雲駅伝は、既報の通り東海大の快勝に終わりました。

 東海大黄金世代がフル回転】

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第29回出雲駅伝 | 陸上 | 実況 | スポーツナビ

青学の覇権を崩した東海の2年生たち。二強対決、全日本&箱根の結末は? - 陸上 - Number Web - ナンバー

大学駅伝初戦の出雲は東海大が大差で決着 “2強の構図”も残り2戦は青学大優位か - スポーツナビ

【東海大・駅伝戦記】10年ぶりの出雲制覇。1区・阪口で勝利が見えた|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 東海大・両角監督の采配・作戦通りに2年生5人が力を出し切り、持ち前のスピードを最大限に生かして、東海大が理想的な展開に持ち込みました。昨年はピーキングの失敗や体調不良などが原因で黄金世代が力を出し切れませんでしたが、彼らがきっちり機能すればやはり強いですね。ここ数年続いていた青山学院1強の構図に楔を打ち込み、そして東海大黄金世代が優勝経験を得たことによって、今回の大会は大学駅伝の勢力図を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

 全日本・箱根では距離が延びる分、選手層の厚い青山学院が有利になるともいわれていますが、黄金世代がきっちり走れば、逆に選手層・総合力において優位に立つのは東海大学でしょう。若いチームですから、勢いに乗って全日本もとってしまうようだと、一気に3冠・そして黄金時代へ・・・という可能性まであると思います。いずれにしても、今年は東海・青山学院の総合力が他大学を引き離しているため、全日本・箱根ともに大方の見方通り2強の戦いになると思います。

 しかし、下馬評通りにいかないのが駅伝です。一度歯車が狂ったりアクシデントが起きたりすれば、他大学のつけいるすきも出てきて、一気に戦国駅伝になるかもしれません。こればかりは蓋を開けてみないと分かりませんね。

 

 ・・・と、表面的なコメントはこれくらいにしておきましょう。

 昨年に続き、今年も日本人の10000m27分台・5000m13分台前半がいないので、大学駅伝は低レベルな凡戦となりそうです(東京国際大・渡邊は実業団経験者なので除外して考えています)。大迫を含む社会人・実業団ランナーたちが1人も標準記録を突破できず、世界陸上の長距離種目の代表選手ゼロという壊滅的な状況。辛うじて世界で戦っている選手が大迫のみという体たらく。20歳前後の若い世代のランナーたちがもっと突き抜けて、社会人ランナーを蹴散らしてほしいと切に思います。というか、かれこれ20年以上、大学駅伝を観ながら毎年そう思っては裏切られています。東海大クインテットに淡い期待を抱きたいのですが、箱根駅伝にピークを持っていくといういびつなことをやっている限り、期待できないでしょう。

箱根駅伝−関東学生・長距離50傑