既報の通りですが、親善試合とはいえ、男子の日本代表が久々にまともな試合をしました。ようやくコメントする気になる試合を・・・。
【控え組の方が気持ちの面でははるかにまし】
ガーナ戦・スイス戦から先発メンバーを10人入れ替えた「控え組」による試合。特段に期待もしていなかったのですが、若手が存外に躍動してくれました。本田を筆頭に気持ちの乗らないしょぼい試合を見せられ続けてきただけに、ようやく気持ちの乗った試合をして、とにかく勝ったことが大きいということでしょう。
戦術的・技術的な分析は玄人やその筋のマニアに任せますが、攻撃が機能したことが何より大きいですね。前2戦ではちょろちょろと意味なく動き回る本田がほとんど機能しないどころか、かえって攻撃を阻害する働きをしていましたが、やはり素直に動く選手たちの方がチームは機能します。「控え組」とされた選手たちが自信をつけてくれたなら、それがこの試合の一番の収穫かもしれません。
これはあくまで親善試合です。妙な多幸感に染まることなく、妙な忖度をこれ以上働かせることなく、コロンビア戦に向けてまずはサポーターが冷静になりましょう。それに、パラグアイのパフォーマンスが非常に低調だったことを忘れてはいけません。この相手に2失点するんですから、どれだけ守備がザルなんだということです。でも、これでまた協会や監督やマスコミが多幸感にあふれた危機感のないコメントを垂れ流すのに決まっているので、大本営の神託は無視するのが吉です。
願わくば、コロンビア戦ではきちんとコンディションのいい選手を使い、ソリッドな守備を固めたシビアでリアリスト的な戦いをしてくれることを望みます。せっかくいいきっかけをつかんだのに、本番で本田中心のオナニーサッカーに戻してしまったら、今回の勝利の意味がなくなりますから。とにもかくにも、西野と田嶋の忖度次第ですね。
どれだけ協会が腐り切ろうが、代表チームがゴミになろうが、ワールドカップでは勝たねばならんのです。いろいろ話をしていると、今回は大敗して協会のクズどもにお灸をすえてやったほうがいいなんて声も聞きます。しかし、田嶋は既にワールドカップの結果に関わらず続投することを明言していますので、大敗しても協会の腐れミカン体質は変わらないでしょう。利権が維持されたまま、日本サッカーが暗黒時代に突入するだけになってしまいます。さすがにそれは我慢なりません。
応援をする気にはさらさらなりませんが、結果は求めます。死んでも勝て。