otomeguの定点観測所(再開)

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W杯2018⇒王国復活の評価はまだ早いような気がします

 毎度毎度の遅ればせで恐縮ですが、W杯の6/22分の感想です。

 【ブラジルVSコスタリカ⇒勝つには勝ったがミスが多くて・・・】

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 相変わらずブラジルがピリッとしません。華麗なテクニックを随所に披露しながら、コスタリカの堅守をこじ開けられない。コスタリカが頑張っているといえばそれまでですが、ネイマールやマルセロ、カゼミーロあたりが肝心なところでぼこぼこミスをして、コスタリカを利している印象が強いです。リスクをとらずに外からのシュートやクロスに逃げてどうするんですか。それに対し、勇敢なプレイを見せるコスタリカは時折鋭いカウンターを見せ、ブラジルゴールを幾度となく脅かしました。前線に決める選手がいなかったのが残念でしたが、展開的にはコスタリカがアップセットを起こしてもおかしくなかった試合でした。

 それでも試合終了寸前のロスタイムにコウチーニョネイマールの2ゴールで辛勝。報道ではネイマールの泣き崩れるシーンがクローズアップされていましたが、本当はもっと早くけりをつけていなければいけなかったところです。2015・2016とコパ・アメリカで無残に砕け散ったブラジルが、この2点で再生するのか。次のセルビア戦を落とすと2016に続くグループリーグ敗退の可能性もあるので、楽観視するのはまだ早いと思います。

 

【ナイジェリアVSアイスランド⇒ハードワークの反動? バイキングになす術なし】

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 初戦のアルゼンチン戦でハードワークを行った反動か、それとも30度の熱さにやられてしまったのか。所詮とはうってかわってアイスランドの堅守が鳴りを潜めてミスを連発し、ナイジェリアにやすやすと守備網を切り裂かれて完敗しました。スタミナというよりも暑さ対策でしょうか。北欧の国だけにへばっていないか心配です。

 対して、ナイジェリアは初戦のクロアチアに完敗したモヤモヤを吹き飛ばす快勝。攻撃陣が息を吹き返しただけでなく、守備陣がセットプレーへの対応を修正したことで、初戦よりもチーム状態が良くなった気がします。次戦はアルゼンチン戦です。数々の因縁がある相手だけに、壮絶な戦いになりそうですね。

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セルビアVSスイス⇒最後は大舞台の経験の差か?】

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 スイスのゴールパフォーマンスが問題になっていますが、それはとりあえず置いときます。

セルビア、スイス2選手のゴールパフォに処分求める。2試合出場停止も?【ロシアW杯】 | フットボールチャンネル

 試合前半の主導権を握ったのはセルビアでした。統率の取れた守備陣がスイスにほぼ決定機を作らせず、開始5分に高さを生かしてあげた先制点をしっかり守り抜きました。しかし、スイスは焦らず執拗にサイド攻撃を繰り返してセルビアの守備陣を徐々に削っていきます。そして後半、運動量が落ちてプレスの緩んだセルビアからまず後半7分にジャカが同点ゴール。そして、試合終了間際にシャキリが逆転ゴールを決め、終わってみればスイスがきっちり勝ち点3をもぎ取りました。

 リードされても焦ることなく自分のタスクを執拗にこなす姿は、スイスに一日の長があったような気がします。混戦となったグループEの結末はどうなるのでしょうか。