otomeguの定点観測所(再開)

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科博『昆虫』展感想

 くそ暑いのでやめときゃいいのにせっせと外を歩き回っております。先週開幕した上野の国立科学博物館『昆虫』展に行ってきましたので、雑駁ですが感想をまとめてみたいと思います。一部、昆虫やG嫌いの方には耐え難い部分もありますので、お読みになる方はご注意ください。

 【半日かけても見飽きないぜ・・・】

www.konchuten.jp

www.kahaku.go.jp

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特別展「昆虫」に行ってきたので見どころや感想をレポるよ[国立科学博物館] | モモモサーバー | 2ページ目

『国立科学博物館』の評価や評判、感想など、みんなの反応を1日ごとにまとめて紹介!|ついラン

【国立科学博物館】特別展「昆虫」内覧会レポート | 上野エリアの観光、博物館、美術館、店舗に関する情報満載のアプリ:ココシル上野

【国立科学博物館】特別展「昆虫」内覧会レポート | たいとう文化マルシェ

 例によってまだまだ貼れますが、とりあえずこんなもんで。

 いやあ、素晴らしい。上のリンクからいろいろ美しいものもグロテスクなものも昆虫の姿を辿れますが、昆虫の巨大模型にまず一撃を食らった後、数万点というとてつもない標本数に圧倒されました。姿かたちなどの形態、生息域、特徴、能力など様々な角度から昆虫標本が分類されていて、あらゆる視座から昆虫を楽しむことができます。他にも昆虫採集方法の紹介、様々なトピックのコラム、3Dで製作された昆虫など、あまりにも見どころが多くて、いつまでいても飽きません。大人・子供問わず、昆虫好きには間違いなくお勧めのイベントです。

 いくらでもとりあげるところはあるのですが、とりあえず極私的に気になったポイントについて、箇条書きで恐縮ですが並べてみます。

 

1、トゲアリトゲナシトゲトゲ実在確定!?

  当ブログではまずこれに触れなければいけませんね。一昨年、トゲアリトゲナシトゲトゲについては記事にしておりますが、

otomegu06.hateblo.jp

 学術的に実在するのかしないのか、存在がずっとはっきりしないままでした。WEB上で出回っていたこちらの画像は、

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 一昨年のブログ記事でも取り上げたこちらの本からサルベージされたものです。 

不思議な生き物  生命38億年の歴史と謎
 

  その後、WEB上では常に話題になりながらも、学術的な反応がなかったため、本当に存在するのかしないのか議論が続いていました。また、このぐだった素晴らしいネーミングセンスのためネタにされることもしばしばあり、根強く話題に上り続ける不思議な虫でありました。実在しないという説も根強く出回っていましたが、今回『昆虫』展でこうして標本が展示されたことで、とりあえずトゲアリトゲナシトゲトゲなるものが存在することは確定したということでいいのでしょう。

 上のツイッター画像の標本はこの後すぐに取り上げる「Gの部屋」の手前にあります。当然、トゲアリトゲナシトゲトゲについてのコーナーが設けられているわけではなく、多数の標本の片隅にフィリピンで採集されたという標本がひっそりとたたずんでおりますので、頑張って探してみてください。

 また、上の標本のところにも但し書きがありますが、トゲアリトゲナシトゲトゲとは正式な虫の名称ではなく俗称であり、さらに一種ではなく一群のトゲハムシを指す呼び名です。そのため、これからもトゲアリトゲナシトゲトゲと称していろいろな虫の画像・映像が出回る可能性もありますが、とにかくトゲアリトゲナシトゲトゲは実在するそうです。今なら実物を観に行けます。

 で、当ブログの上記リンク記事では、トゲアリトゲナシトゲトゲのとげのないバージョンであるトゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲが存在する、と『不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎』に記されていたことにも触れております。トゲアリトゲナシトゲトゲはWEB上でも繰り返し話題になり、こうして実在が証明されましたが、残念ながらトゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲはこれまで全く話題になることなく、情報がほとんどない状態です。トゲアリトゲナシトゲトゲの実在は証明されましたので、今度はトゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲが存在するのを見てみたいと思います。

 ああ、長ったらしい・・・。

 

2、Gの部屋

 ゴキブリというと衛生害虫として嫌う方が多いでしょう。私の周辺でも、ゴキブリというとその名前や姿に触れるだけでおぞましそうな顔をする人ばかりです。しかし本来、多くのゴキブリは人の目に触れることなく、森で分解者としての役割を全うしている虫たちです。人間が害虫という先入観のため忌み嫌っていますが、実際にはゴキブリによる害はほとんどありません。そもそも、ゴキブリは機能美に優れた美しい昆虫です。妙な先入観を排して、まずは今回の昆虫展で展示されているゴキブリたちを目に焼き付け、その愛らしさを認識すべきです。標本だけでなく生きたゴキブリも展示されていますので、絶好の機会でしょう。

婚活ならぬ、昆活しようぜ!「昆虫展」の何百羽と並ぶ魅力的な蝶の標本、閲覧注意の「Gの部屋」にあふれる昆虫愛!! - Suits-woman.jp / スーツ | 働く堅実女子のお悩み解決サイト

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マダガスカルゴキブリ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト(画像元)

www.youtube.com

 

3、好白蟻性昆虫

 これまで、アリの巣に居候する好蟻性昆虫のことはいろいろ見てきましたけど、そういえばシロアリの巣に居候する好白蟻性昆虫については関心を持ってこなかったな、と今回はたと気が付きました。好白蟻性昆虫にも単なる共生や擬態にとどまらず、宿の主人であるシロアリと複雑な関係を築いている、面白い生態を持ったものがいろいろいるようなので、今後はアンテナを張ってみたいと思います。

いずもり・よう (@yizumori) | Twitter

・シロアリノミバエ

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ありんこ日記 AntRoom:新種発見!(画像元)

・マンマルコガネ

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ありんこ日記 AntRoom:マンマルコガネの論文(画像元)