otomeguの定点観測所(再開)

文芸評論・表象文化論・現代思想・クィア文化・社会科・国語表現・科学コミュニケーション・初等数理・スポーツ観戦・お酒・料理【性的に過激な記事あり】

『ぼくたちもっといじりたい♥』短評

 今回のレビューは18禁のコミックです。小児性愛成分を許容できない方は読むと不快なテキストになりますので、ご注意ください。

 

 https://book.dmm.co.jp/detail/b425aakkg00391/

 少年少女同士の天真爛漫なセックス。ああ、なんて甘美な響きでしょう。先月ついに出ましたタカハシノヲトの単行本。1冊まるまるインピオ、子供同士のセックス。私が最も読みたい18禁コミックが出てくれました。これでこの夏は幸福に生きられます。野太くグロテスクなペニスを少女たちのいたいけなヴァギナに突っ込むセックスこそロリータコミックの王道。しかし、最も美しいのは無毛または和毛のいたいけな性器同士の結合なのです。そしてロリもショタもみんなかわいい。ここは天国なのですね。

 少年少女のピュアな恋愛が柔和な雰囲気の中でセックスに突入し、貪るような構図がなくポジティブに性交が進んでいくのがインピオの美味なところ。少年少女自身の発露による微笑ましいセックスがどの短編においても通底しているのがタカハシノヲトの美点の1つです。少女たちが邪な意図なく少年と交わるピュアさ、素直さがどの作品にも共通しているので、不快な要素は一切ありません。健康に発育した少女たちのつるペタボディ、そして適度なサイズの少年のおちんちん、健気に頑張っている皮かむり。ボディパーツ、エロ描写の愛らしく細やかな表現。そこに幼年時代の季節や精気を感じさせる背景が描かれることで、少年少女たちの瑞々しい姿がより鮮明に浮かび上がります。Hシーンの尺は長めで、性への未熟さ・ぎこちなさを表す前戯の適度な長さが極私的にはツボです。しかし最終的にはロリもショタも性の快楽に没入しますので、性交としてはエネルギッシュな部類の描写に入るでしょう。全てハッピーエンドで心地よい読後感もいいですね。

 インピオというニッチなジャンルにおいては間違いなくトップランナーであり、18禁コミックとしてのクオリティもニッチ性を除いても十分高く、ロリ&ショタ・オタに対して広く訴求しうる良作でしょう。よほどのことがない限り、この作品が2020年のマイベストになると思います。