otomeguの定点観測所(再開)

文芸評論・表象文化論・現代思想・クィア文化・社会科・国語表現・科学コミュニケーション・初等数理・スポーツ観戦・お酒・料理【性的に過激な記事あり】

幻想文学

『影を呑んだ少女』短評

今回のレビューは今月発売のフランシス・ハーディングの新作。面白いです。

『忘却城 炎龍の宝玉』短評

今回のレビューは東京創元社から先月発売された文庫のファンタジーのレビューになります。

『三体Ⅱ 黒暗森林』短評

本日発売ですね。恐らくこれから無数の批評や感想の言説が飛び交うことになると思いますが、さっそく読了したので簡単な感想をあげておきます。

『彼女の体とその他の断片』短評

交通事故で当て逃げにあい、数日療養していましたが、とりあえず本日から活動再開。ブログ更新です。

古川日出男『おおきな森』短評

今回は古川日出男『おおきな森』のレビューです。今年読んだ日本人作家の作品では今のところベストワン。ピンチョンのような世界文学として結実した古川日出男の最高作品といっていいでしょう。ネタバレも含むレビューになるのでご注意ください。

超・モンスター事典――奈落の彼方に―― (アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版)短評

いやー、やっと出ました。今回はアドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版(以下AFF2e)対応の『超・モンスター事典』のレビューです。

『未知の鳥類がやってくるまで』短評

今回のレビューは今年3月発売の西崎憲『未知の鳥類がやってくるまで』です。

小野美由紀『ピュア』短評

今回は先月発売された小野美由紀さん『ピュア』短評になります。早川書房cakesや《SFマガジン》に連載されていた短編をまとめたものです。

『月のケーキ』短評

ファンタジーファンであれば児童文学は当然必須科目ですが、ジョーン・エイキン(エイケン)といえば、〈おおかみ年代記〉〈アラベルとモルティマー〉などで知られる児童文学作家として日本では知られています。先月、彼女の短編集が東京創元社から発売され…

『鳥の歌いまは絶え』短評

紙の本が届くのを待ち切れず、発送遅延もあるそうなので、電子書籍で読了。とりあえずレビューをあげちゃいます。以前複数回読んでいる作品なので、すっと読めました。サンリオ版が家のどこかにあるはずなんだけどみつからない・・・。でもとりあえずやはり…

『水使いの森』短評

久しぶりの更新ですね。職場におけるコロナ対応などのため、休業や自宅待機どころかかえって忙しくなって疲れがたまっております。非常事態宣言や休業要請とは何だったのか。なかなかブログ更新の余力がとれませんが、ゆるゆると更新していくつもりです。さ…

2019極私的回顧その31 ホラー・怪奇

極私的回顧、遅まきながらようやくラスト前まで来ました。毎年のお断りですが、読んでいる冊数が恥ずかしながら少ないので、国内外の作品をまとめて配しております。また、こちらもいつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読みたい』およびamazo…

2019極私的回顧その30 幻想文学

極私的回顧第30弾は幻想文学です。毎年同じことを書いていますが、SF・ファンタジー作品の中でも幻想性・文学性が髙いと思ったもの、および文学・文藝作品で幻想性が髙いと判断したものを配しています。作品数が少ないので、内外の作品を取り混ぜて扱って…

2019極私的回顧その29 ファンタジー(国内)

極私的回顧第29弾は国内のファンタジーについてのまとめです。アダルト・ファンタジーと児童文学のファンタジーのまとめであり、ライトノベル・ファンタジーはライトノベルの項に入れています。また、いつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読…

2019極私的回顧その28 ファンタジー(海外)

極私的回顧第28弾は翻訳のファンタジーです。ジャンルSFに関連する作品のうち私がファンタジーとみなしたもの、および児童文学のファンタジーの中で私がアダルト・ファンタジーとみなした作品についてまとめています。また、いつものお断りですが、テキス…

2019極私的回顧その27 SF(国内)

極私的回顧第27弾は国内SFについてのまとめです。毎度のおことわりですが、SFにジャンル分けできるものでも、作品によっては近接ジャンルのファンタジー・幻想文学などに配置している場合があります。また、テキスト作成のために『SFが読みたい』およ…

2019極私的回顧その26 SF(海外)

2019年の極私的回顧もようやく終盤に突入。第26弾は海外SFについてのまとめです。作品によってはファンタジー・幻想文学など他ジャンルに配したものがあります。また、いつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読みたい!』およびamazonほか各…

2019極私的回顧その24 思想・評論

それでは極私的回顧24弾は思想・評論です。本当は現代思想系のテキストももっと書かなきゃいけないんですが、すっかり内的なエネルギーが枯渇しており、1年くらい間が空いてしまいました。相変らず愚にもつかない記事を書き飛ばしている場末ブログですが、…

2019極私的回顧その20 アニメ

極私的回顧20弾はアニメです。今回は何とかアートアニメを滑り込ませることができました。また、いつものお断りですが、amazonなど関連サイトのレビューをテキスト作成の参考にしております。

2019極私的回顧その17 詩

毎度毎度怠惰な場末ブログは更新の間が空いてしまいました。文学系の回顧のラストは詩です。仕事の関係もあるのですが、管理人の無気力も今年は大きく影響しております。すみませんが、飽かずお付き合いいただければ幸いです。 いつものお断りですが、テキス…

2019極私的回顧その16 国内文藝

極私的回顧第16弾は国内文藝です。いつものお断りですが、テキスト作成の際にamazonほか各種レビューを参照しています。

2019極私的回顧その15 海外文学

多忙のため、すっかり更新の間が空いてしまいました。ここ数年で最もペースが遅くなっております。更新が途切れがちな場末ブログですが、飽かずお付き合いいただければ幸いです。極私的回顧第15弾は海外文学です。いつものお断りですが、テキスト作成の際にa…

2019極私的回顧その12 ミステリ系エンタテイメント(国内)

極私的回顧第12弾はミステリ系エンタテイメント(国内)です。いつものことですが、テキスト作成のため『このミス』ほか各種ランキング、およびamazonほか各種レビューを適宜参照しています。

2019極私的回顧その11 ミステリ系エンタテイメント(海外)

極私的回顧第11弾は海外のエンタテイメント小説にいきます。いつものことですが、テキスト作成のため『このミス』ほか各種ランキング、およびamazonほか各種レビューを適宜参照しています。

2019極私的回顧その10 本格ミステリ(国内)

極私的回顧第10弾は国内の本格ミステリです。いつものお断りですが、テキスト作成のため『このミス』ほか各種ランキング、およびamazonほか各種レビューを適宜参照しています。また、極私的に本格ではないと判断した作品は他の項に回しておりますので、悪し…

2019極私的回顧予告

大変久しぶりの更新になってしまいました。しかも、中味のあるテキストではなく、ただの予告で申し訳ありません。多忙やら体調不良やらが続き、ブログを更新する内的なエネルギーが出ないという言い訳をしていたら、1月以上経ってしまいました。去年もこん…

さいこん2日目 SOG賞含む

さいこん2日目も行ってまいりました。1日目同様、疲れていてメモをとれなかったので、廻った企画を列挙してお茶を濁します。何卒、ご容赦ください。

さいこん1日目終了

日本SF大会・さいこん1日目から帰還しました。巽孝之さん、小谷真理さん、増田まもるさん他、お相手くださった皆様、ありがとうございました。本来なら詳しいレポをあげなきゃいけないんでしょうが、前日までの仕事で疲労困憊だったため、詳細なメモを取…

映画『海獣の子供』短評

当ブログ恒例の毎度毎度の遅ればせですが、先月公開された劇場版アニメ『海獣の子供』のレビューを挙げてみたいと思います。なお、テキスト作成の際に劇場版パンフの添野知生さんのレビューおよびWEB上の複数のレビューを参考にしております。

2019SFセミナーレポートその7 ナイトランドクォータリーの部屋

遅れに遅れておりますが、SFセミナーのレポートがようやくこれにて終了です。こちらには毎年顔を出していますが、アトリエサード《ナイトランドクォータリー》の合宿企画です。