otomeguの定点観測所(再開)

文芸評論・表象文化論・現代思想・クィア文化・社会科・国語表現・科学コミュニケーション・初等数理・スポーツ観戦・お酒・料理【性的に過激な記事あり】

SF

2021極私的回顧その8 ライトノベル(単行本・ノベルズ・ノベライズ・リプレイなど)

文庫のライトノベルに続いて、単行本・ノベルズなどその他のライトノベルについてまとめます。ノベライズやリプレイなども含めているため、例年、版型がカオスになりますが、何卒ご了承ください。なお、いつものお断りですが、テキスト作成に『このラノ』お…

2021極私的回顧その7 ライトノベル(文庫)

それでは、2021年度の極私的回顧、始めます。この後、スポーツ系のテキストも書いていくのでナンバリングがおかしくなりますが、まずはライトノベルから。例年通り、文庫とノベルズ・単行本に分けてランキングを作っています。そして、いつもの通り、テキス…

2021極私的回顧予告

ここ数か月体調不良が続き、なかなか思うように更新できていませんが、今年も当ブログのメインコンテンツ(??)を始めていきます。場末ブログですが、飽かずお付き合いいただければ幸いです。

『再着装(リスリーヴ)の記憶――〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』短評

久しぶりに、本業である書籍のレビューに行きたいと思います。今回取り上げるのは、先月、アトリエサードから刊行された、『再着装(リスリーヴ)の記憶――〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』です。

2021・7~9月・夏アニメ極私的回顧

ずいぶん更新の間が開いてしまいました。まだ完調ではないのですが、だんだん回復しているので、ブログ更新もぼちぼち再開したいと思います。閑散とした場末ブログですが、飽かずお付き合いいただければ幸いです。 3か月に一度、行っている、各クールのアニ…

第60回日本SF大会 SF60レポートその5 博物館惑星創作の秘密

それでは、SF60関連のレポートはこれで一応最後になります。今回は菅浩江さんの博物館惑星創作の秘密、オキシタケヒコ主催の企画でした。

第60回日本SF大会 SF60レポートその4 「SCI-FIRE」SF文芸誌の挑戦

続いての企画レポートはSF同人誌《SCI-FIRE》の企画です。

第60回日本SF大会 SF60レポートその3 映画「夏への扉」の魅力

書けるうちにぼちぼち書きます。続いては、菅浩江さんと立花眞奈美さんによる、映画『夏への扉』感想というか賛美企画。

第60回日本SF大会 SF60レポートその2 祝! ペリー・ローダン60(50)周年

では、いつもながらの遅ればせですみませんが、先日のSF60の企画レポートをぼちぼちあげていきます。私が聴講した企画の抜粋かつ雑駁なものになるので、不正確な点などある場合にはご容赦ください。

第60回日本SF大会 SF60レポートその1 全体的感想

毎度毎度の遅ればせで恐縮ですが、先日行われたSF大会のレポートを、参加した企画ごとにぼちぼちあげていきたいと思います。あまりメモを取っていなかったりと雑駁なところもありますが、ご容赦頂ければ幸いです。

井村君江ZOOM講義「おぼえておいて欲しいこと」【NLQオンラインセッション#13】講義ファイル5「『サロメ』をめぐって――ビアズリーとワイルド」レポート

毎度毎度の遅ればせで恐縮ですが、先日、21日夜に行われた井村君江先生のZOOM講義について、レポートをあげたいと思います。私はSF大会参加中に香川から視聴しました。ただし、今回は私の専門外であったうえ、高度な議論についていけない場面も多々あり、…

『妖精が現れる! 〜コティングリー事件から現代の妖精物語へ (ナイトランド・クォータリー増刊)』感想

毎度毎度の遅ればせで恐縮ですが、今年、当ブログで継続的に扱っているコティングリー関連で、《ナイトランド・クォータリー》の増刊が先月末に出ておりますので、雑駁ながら感想をまとめていきます。

映画『最後にして最初の人類』感想

毎度毎度の遅ればせですみませんが、現在公開中の映画『最後にして最初の人類』を観てきたので、ざっとではありますが、感想をまとめたいと思います。

第20回Sense of Gender賞 1次選考会レポ

毎度毎度の遅ればせで恐縮ですが、今年もSFセミナーの企画で行われたSense of Gender賞の1次選考会にリモートで参加したので、レポートをあげたいと思います。今年は候補作に小説が多く、あらかた既読だったので、厚かましくもいっぱい発言してしまいました…

井村君江ZOOM講義「おぼえておいて欲しいこと」【NLQオンラインセッション#12】講義ファイル4「コティングリー妖精事件とその周辺 その2」レポート

遅くなりましたが、先日17日夜、当ブログでいつもレポートをあげている、井村君江先生のZOOM講義がありました。井村先生のお話と、講義後に様々な話題で盛り上がったディスカッション、浅学の私では扱いかねる話題も多々あったのですが、私に理解できる箇所…

2021・4~6月 春アニメ極私的回顧

夏アニメが既に始まっていますが、3か月に1回まとめているこちらにいきます。今年の春アニメについては、好みによって評価が分かれるかもしれませんが、極私的にはSF・ミステリアニメが充実しており、オールタイムベスト級の作品も複数存在していたため…

ブラックピジョン最強!

ウルトラマンシリーズにおける最強怪獣は何か? というのは、恐らく永遠に結論の出ない命題だと思います。最強候補の怪獣は様々にあげられますが、本日はあえてこのマイナーな超獣を取り上げてみたいと思います。

『コティングリー妖精事件 イギリス妖精写真の新事実』

先日のZOOMによる井村君江先生の講義の関連の書籍になりますが、早速拝読しました。

山尾悠子『角砂糖の日』感想

2016年の再販で入手し損ねていた山尾悠子の伝説の短歌、今回の再版でようやく入手できました。私事ですがこれで蔵書における山尾悠子はコンプリートのはずです。私には短歌や俳句を評するための韻文の教養はありませんので、あくまで幻想文学や詩のサイドか…

井村君江ZOOM講義「おぼえておいて欲しいこと」【NLQオンラインセッション#11】講義ファイル3「コティングリー妖精事件とその周辺 その1」レポート

6月19日夜、ナイトランドクォータリー主催の井村君江先生による講義が行われていました。妖精の女王による「コティングリー」の講義とくれば、傾聴しないわけにはまいりません。仕事を何とか早上がりして、僭越ながら私もごく一部ですがディスカッションに…

トマス・ピンチョン『ブリーディング・エッジ』感想

またもや更新の間が空いてしまいました。もはや訪れる方のほとんどない場末ブログですが、見捨てずお付き合いいただければ幸いです。今回の更新は、先月末に発売されたトマス・ピンチョンの最新邦訳『ブリーディング・エッジ』(以下『BE』)の感想になり…

三体『死神永生』短評

昨晩のツイートで予告していた感想ですね。まあ、一言で終わりです。人類と宇宙を紡ぐ稀有壮大なビジョンを奏でた世界SFの頂点の一つ。読者自身の知性を全開にして格闘してください。ネタバレも含まれますので、この先は注意しながら読んでください。

『ポストコロナのSF』短評

先月発売された、日本SF作家クラブ編集による短編集です。錚々たるメンツが並んでおり、短編も粒ぞろい。2021年のベスト候補に挙がるレベルの完成度でした。

呉明益『複眼人』短評

今回のレビューは先月発売の呉明益『複眼人』です。

2021・1~3月・冬アニメ極私的回顧

もう春アニメが始まっているので、こちらもまとめておかないといけないですね。2020秋アニメから続いているコンテンツの豊作状態は今冬も継続。TVアニメも劇場版も極私的な注目作が次々に放たれて、仕事が多忙な中でコンテンツを消化するのに四苦八苦する…

2020極私的回顧その31 ホラー・怪奇

極私的回顧、遅れに遅れていますがようやくラスト前まで来ました。毎年のお断りですが、読んでいる冊数が少ないので、国内外の作品をまとめて配しております。また、こちらもいつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読みたい』およびamazonほか…

2020極私的回顧その30 幻想文学

極私的回顧第30弾は幻想文学です。毎年同じことを書いていますが、SF・ファンタジー作品の中でも幻想性・文学性が髙いと思ったもの、および文学・文藝作品で幻想性が髙いと判断したものを配しています。作品数が少ないので、内外の作品を取り混ぜて扱って…

2020極私的回顧その29 ファンタジー(国内)

極私的回顧第29弾は国内のファンタジーについてのまとめです。アダルト・ファンタジーと児童文学のファンタジーのまとめであり、ライトノベル・ファンタジーはライトノベルの項に入れています。また、いつものお断りですが、テキスト作成のために『SFが読…

2020極私的回顧その28 ファンタジー(海外)

極私的回顧第28弾は翻訳のファンタジーです。ジャンルSFに関連する作品のうち私がファンタジーとみなしたもの、および児童文学のファンタジーの中で私がアダルト・ファンタジーとみなした作品についてまとめています。また、いつものお断りですが、テキス…

2020極私的回顧その27 SF(国内)

極私的回顧第27弾は国内SFについてのまとめです。毎度のおことわりですが、SFにジャンル分けできるものでも、作品によっては近接ジャンルのファンタジー・幻想文学などに配置している場合があります。また、テキスト作成のために『SFが読みたい』およ…