EURO2016⇒ポルトガル決勝進出 モンテディオは快勝
EURO2016もいよいよ大詰め。まず決勝に名乗りを上げたのはポルトガルでした。
クリロナとベイルのエース対決が注目されましたが、今大会6戦目にしてようやくポルトガルがいい試合をして快勝しました。
前半はお互いに相手の出方を見るような展開で、ロングボールを多用する局面が多かったですね。両エースが絡んだチャンスもありましたが、やはり両チームとも慎重になっていたように思います。しかし、後半開始直後、試合が動きました。49分にショートコーナーからのクロスにクリロナがヘディングで合わせて、まずポルトガルが先制。さらにその直後、クリロナのシュートのこぼれ球にナニが合わせて2点目。ポルトガルがいい時間帯に2点を奪い、試合を決めました。その後、ウェールズも攻勢に転じましたが、ポルトガルが落ち着いて守備を固め、スキのない試合運びを見せました。ようやく強国らしい勝ち方を見せ、ポルトガルが決勝にコマを進めました。
今大会のポルトガルは決して鮮やかな試合はしていません。しかし、しぶとく勝ち切る粘り強さや勝負運は間違いなく持っています。そして、準決勝で強国らしい試合を見せました。もしかしたら、うまくピークを決勝に持っていけるかもしれません。クリロナの初タイトルまであと1つ。決勝が楽しみです。
ホームで久しぶりの快勝でした。前半は気持ちがよかったですね。栗山、鈴木、ディエゴ・ローザ、ディエゴと立て続けにゴールネットを揺らし、前半だけで4対0。本当に久しぶりにホームで躍動するモンテの姿を観ました。雨でピッチの条件は悪かったですが、ロングボールを使ってしっかりピッチに対応していました。ところが、40分にディエゴローザがイエローカードを食らい、累積警告で退場。1人少なくなってしまい、後半は熊本に押し込まれる展開になりました。マークが甘くなったところから失点し、最終的には4対1。守備では課題の残ったゲームとなりました。
中2日と厳しい日程でしたが、選手たちはよく頑張ってくれました。これでやっと10位になり、7勝7敗7分け。七夕みたいな成績になりました。まだまだ勝ち点を必死で積み上げていくしかない状況に変わりはありませんが、チーム状態はだいぶ上向きになってきました。