otomeguの定点観測所(再開)

文芸評論・表象文化論・現代思想・クィア文化・社会科・国語表現・科学コミュニケーション・初等数理・スポーツ観戦・お酒・料理【性的に過激な記事あり】

まずは最低限の結果を出したことを喜びましょうよ

 既報の通り、サッカー日本代表がアウェーのタイ戦に勝利しました。最終予選の初勝利ということで、もう少しお祝いコメントがあってもいい気もしますが、相変わらずしょぼい試合内容のため、マスコミもファンもかなり辛辣な受け止め方のようです。イライラする気持ちは私も同じだし、不満はよく分かりますが。

 【最終予選の試合の受け止め方を再確認しましょう】

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日本がタイ戦で露呈した3つの「急所」W杯最終予選で初勝利も采配に疑問 - スポーツナビ

長谷部誠と本田圭佑。タイ戦で ハッキリ見えた日本の「修正ポイント」|サッカー代表 |集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

「ナメ腐っても、ええんやで。」ってな試合~【タイvs日本】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★ | 4thDayMarketCenter | スポーツナビ+

浮き彫りになった「日本代表限界説」。博打的選手起用で未来は見えたのか? - Goal.com

【セルジオ越後】タイから2ゴールで満足なの? 今の本田と香川に代わるメンバーなんていくらでもいるよ | サッカーダイジェストWeb

金田喜稔がタイ戦を斬る!「輝けなかった香川をなぜ90分起用したのか…。ハリル監督には見る目を感じない」 | サッカーダイジェストWeb

英国人が見たタイ戦「香川はもういい。チームを背負えない」「MVPは原口と酒井高」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

【西部の目】ハリルJ、山口蛍起用でリスク回避。非効率な攻撃。ハイクロス多用なら空中戦に強い選手を | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

日本がアウェーでタイに勝利 決定機のミスに苦しむも勝点3を手に 海外の反応(追記済) : つれさか -徒然サッカー雑記-

<サッカーW杯最終予選>日本がタイに2-0で勝利!【タイ人の反応】

 いくらでも貼れますが、きりがないのでこれくらいにしておきましょう。

 内容面でしょぼい試合だったことは間違いありません。決定力は相変わらずないし、ドン引きの相手に対して攻撃の工夫はないし、ハリルの采配はどうにも不安定だし、本だと香川と岡崎を筆頭に欧州勢はコンディション不良で大した働きができないし、中東勢ほどプレスをかけてこないタイのプレースタイルに救われた試合でもあったし。文句はいくらでもつけられます。

 でも、現状の日本代表のことを考えると、まずは勝ち点3について素直に喜び、10月の試合に向けてエールを送り続けるしかないでしょう。批判したところでチームや協会のあり方に変化が起こるわけではないし、1カ月で劇的な修正が施せるとは思えないし、過去の親善試合のことを愚痴っても仕方がないし、ましてやW杯本番のことなんて言及してもしょうがないんですから。

 最終予選を観戦するための前提を確認しておきましょう。

 

・最終予選において大切なのは試合内容よりも勝利という結果である。

・すでにアジアにおける日本の戦力的優位は失われている。

・それに伴って精神的な優位も失われている。

・最終予選に出場してくるチームの間にほとんど力の差はない。

・よって日本より格上も格下も存在しない。

・今回の最終予選は勝ち点1を巡る激しい戦いになることは予想済みである。

・順位はともかくとにかく予選を突破してW杯に出場させすればいい。

・最終予選の結果や内容とW杯本番の結果や内容には何の関係もないので今ここで議論するだけ無駄である。

 

 ・・・と、こんなところでしょうか? ここ数回のW杯でアジアのぬるい予選に慣れきってしまったため、忘れてしまっているかもしれませんが、W杯予選という戦いに基本を改めて確認しておきましょう。W杯予選に絶対はありません。過去、フランス、オランダ、イングランドポルトガル、コロンビアなど、W杯本番で優勝候補にあがるランクのチームでも予選敗退を経験しています。まして日本は弱小国です。そして衰退傾向に入っている国です。楽勝での突破などありえません。簡単に勝てる相手など存在しません。1990年代、W杯予選は極めてシビアでドキドキ感に満ちた心臓によくないコンテンツでした。マスコミもサポーターも、あの古き良き(??)心情に立ち返って、上から目線の観戦とコメントをやめましょう。日本はアジアのトップではないのですから。そして、W杯出場を必死に祈りましょう。それしかできることはないし、我らが代表を信じなくて何がサポーターだということなんですから。

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