日本最南端ワイナリー
以前、日本最南端ということでこちらのワイナリーを紹介しましたが、
すみません。この記事は正しいですが間違いでした。
わけの分からん書き方になっておりますが、不勉強ながら、沖縄にもワイナリーがあるそうでして。
うちなーファーム : 糸満市観光農園 | OKINAWA 糸満市観光農園
正しいですが間違いというのは、さすがに沖縄なのでブドウ栽培はやっていませんが、フルーツワインを製造しているという意味でございまして。パイナップル、マンゴー、シークワーサーなど、沖縄で採れるフルーツをフルーツワインにしているそうです。
その中でも最南端が糸満にあるうちなーファームです。以前は糸満市観光農園という名称のみだったそうですが、2015年に改装し、うちなーファームとしてリニューアルしたそうです。以前からフルーツワインを作っていたそうですが、リニューアル後は日本最古のワイナリーであるまるき葡萄酒の運営下に入り、ワインの質がかなり向上した模様です。
まるき葡萄酒 ワイナリー 甲州ワイン製造販売 山梨県甲州市勝沼町
【沖縄にワイナリー?】うちなーファームに行ってきた!(フルーツワイン) | 形から入るワイン生活
うちなーファーム ワイン最高賞“連覇” 糸満市に報告 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
多くの賞を受賞しているうちなーファームの沖縄県産フルーツワイン | トラベラーマップ
というわけで、さっそく取り寄せて飲んでみました。
フルーツワインは基本的にデザートワインだと思っているんですが、この4本もご多分に漏れず、全てデザートワイン扱いでしょうね。果実の風味が前面に出ているうえ、南のワインは全部そうなんですけど、とにかく甘みが非常に強い。料理との合わせ方について書いたテキストもありましたけど、どうですかね。
【島の酒】うちなーファーム糸満観光農園フルーツワイン工場訪問!(文/嘉手川学) | 泡盛新聞
マンゴーワインが一番甘みが強いので、スイーツしか合わなそうな感じです。極めてストレートなデザートワイン。
シークワーサーワインとアセロラワインは甘みも酸味も含んでいるので、一見すると料理と合わせられそうな気もしますが、果実の酸味がかえって料理の味とかち合う気がします。悪いけど白ワイン・赤ワインとはやはり別物。料理にハーブなどを使うなどしてうまくバランスをとらないとだめでしょうね。でも、そこまでするなら、普通にまるきの白や赤を飲んだほうがいいでしょう。デザートワインとして単体で愉しむのが吉です。でも、それならマンゴーワインを飲んでおけば十分かな。
多分、料理と一番バランスがいいのがパッションフルーツワインです。強いソースをかけた鶏肉やクリームパスタ、チーズなどには合いました。ロゼワインとして見立てて違和感がなかったです。
というわけで、極私的にワインとしていけたのは、デザートワインとしてのマンゴーワイン、ロゼワインに見立てたパッションフルーツワインでした。果実自体は非常にいいものを使っているのが分かったので、まだまだこれから技術的に向上していくんでしょうね。しばらく時間を置いてから、また飲んでみたいと思います。