otomeguの定点観測所(再開)

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2018陸上・日本選手権1日目

 サッカーW杯にかまけておりますが、もちろんこちらもチェックしなければなりません。というわけで、陸上の日本選手権が山口で開幕しました。初日に決勝が行われた、男女の10000mについてコメントをまとめておきます。

 【女子10000m】

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結果・速報:第102回 日本陸上競技選手権大会 - The 102nd JAAF Athletics Championships

腹筋女子の松田瑞生2連覇!松田節で伝説超え誓った - 陸上 : 日刊スポーツ

 今年の大阪国際女子マラソンで初マラソン初優勝を飾った松田瑞生が、トラックでも改めて強さを見せつけ、2連覇となりました。優勝インタビューの松田節はおなじみになりました。東京五輪に向けてエースになるべきランナーなので、まずは順当な勝利ということでしょうか。レースを見る限り調整が不十分な面もあったようですが、ラスト1周でしっかり逆転するあたり、勝負根性も見せてくれました。記録的にはもう少し全体に上がってほしいところですが・・・。

 ジャカルタアジア大会は出場せず、9月のベルリンマラソンに照準を合わせているとのこと。久しぶりの日本選手のサブ20を期待したいところです。記録面で彼女が牽引してくれれば、低迷する日本女子マラソン・長距離にも光明が見えるはず。がんばってほしいと思います。

 

【男子10000m】

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結果・速報:第102回 日本陸上競技選手権大会 - The 102nd JAAF Athletics Championships

大六野、粘って初制覇「狙い通りの走りができた」/陸上 - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)

 男子10000mは旭化成の大六野が初優勝。陸上の日本選手権では今まで昨年の5000m2位が最高でしたが、初のビッグタイトルになりました。今年は大迫不在のため、国内選手のみの戦いとなりましたが、大六野がのべおかゴールデンゲームズ・九州実業団と日本選手最上位だった好調ぶりをそのままぶつけたような格好ですね。今後はマラソンをメインに考えているとのこと。この冬には初マラソンの姿が見られるかもしれません。

 でも、いくら勝負メインの大会とはいっても、やはりこの記録は不満です。大迫を追う国内選手はやっぱり出てこないんですかね。