otomeguの定点観測所(再開)

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W杯2018⇒レ・ブルーいよいよ頂点へ・・・?

 W杯準決勝、事実上の決勝といわれるフランスVSベルギー戦の感想にいきます。

 

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 戦術においても組織においても、チームの完成度においてフランスがベルギーに勝った、と称するべきでしょうか。レ・ブルー、強いですね。立ち上がりこそベルギーに攻め込まれて不安定な場面があったものの、ベルギー中盤のパスを寸断して中盤を制圧し、守備ブロックを堅固に構築してフランスペースに。後半6分にセットプレーからサミュエル・ウムティティがゴールを奪うと、ベルギーにボールを持たせながらも余裕を持って受けていく、フランスが主導権を握った試合。組織力の差を見せつけ、フランスがベルギーを退けました。タレント、組織力、戦う意思など全てにおいてフランスの充実が目立ちます。このまま一気に戴冠しそうな気がしますが、どうでしょうか。

 ベルギーはブラジル戦で見せたパフォーマンスに一歩及ばず。フランスとの差は組織力ということに尽きるでしょうね。ベンチワークから試合のペースを変える策も、日本相手には通じてもフランス相手ではだめでした。まだ3位決定戦があるので、そこに向けて立て直しですね。黄金世代の力は今回がピークだと思いますが、再来年のEUROもすぐにやってくるので、タイトル獲得のチャンスはまたくるはずです。