W杯2018⇒レ・ブルー実力通りの戴冠
W杯決勝はフランスが優勝。高い攻撃力を決勝でも存分に見せつけ、20年ぶりの戴冠を成し遂げました。
【第2期ブルボン王朝の始まり?】
いやあ、フランス、強かったですね。その一言に尽きます。攻撃力や中盤の構成力など全てにおいてクロアチアを圧倒しての快勝でした。前半28分にペリシッチがセットプレーから同点ゴールを決めた時は一時クロアチアに流れが傾きかけましたが、その10分後にグリーズマンがきっちりPKを奪取。後半も衰えなかった攻撃力で最後までクロアチアを押しまくり、危なげなく世界タイトルを手にしました。グループリーグから決勝まで一度もリードを許すことなく、危ない試合も特になく、際立った強さを見せつけての完全優勝。まだまだ若いチームだけに、かつてジダン中心に築かれたフランスの王朝が、再びここから幕を開けるのかもしれません。そんな可能性を感じさせる強さでした。
クロアチアは疲労困憊だったということに尽きる気がします。最後まで衰えぬ闘志を見せて走り回りましたが、フランスとのコンディションの差は明らか。よく2点を返したものだと思いますが、ここまでが限界でしょう。それでも素晴らしい戦いを見せてくれたと思います。お疲れ様でした。
【さて、次、次】
しばらくはロシアW杯の余韻に浸ることになると思いますが、日本代表は来年すぐアジアカップに挑みます。ヨーロッパではELが始まりますし、すぐにコパ・アメリカもやってきます。まずはアジアカップですね。今回、一定の存在感を見せたアジアのサッカーにおいてどこが最強なのか。日本代表は大きくメンバーが入れ替わるかもしれませんが、アジアのタイトル奪還が必達の目標となります。また、来年は女子のW杯もありますので、楽しみはいくらでもありますね。
少なくとも、これから日本代表のサッカーをポジティブに観戦できるようになっただけでも、今回のW杯は大きな収穫のあった大会だったということです。
でも、まずはしばらく怠けていたわが偏愛のクラブチームにエネルギーを注がなければいけません・・・。