先月、Keyから発売された『Summer Pockets』について、サッカーワールドカップに時間をとられていたため大分遅れてしまいましたが、ようやくコンプリートしましたので、感想をまとめました。新機軸こそありませんが、Keyの定番といえる要素を凝縮した、ブランドの復活を宣する傑作です。
【『Kanon』『AIR』『CLANNAD』の系譜に連なる傑作】
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Summer Pockets サマーポケッツ レビュー/感想 - Togetter
例によってなんぼでも貼れますが、とりあえずこんなもんで。
上記リンクでも軒並み高評価のようですが、間違いなくKeyというブランドの歴史を貶めることのない水準に達している作品です。今年のギャルゲーには『ランス10』という世紀を超えたエポックメイキングがありましたが、「Key健在なり」は『ランス10』に匹敵する大きな出来事でしょう。
http://www.alicesoft.com/rance10/
今回、制作スタッフが並々ならぬ決意で制作に臨んだことは上記リンクからも辿れますが、その決意は鮮やかに結実しました。『Kanon』『AIR』『CLANNAD』の系譜に連なる作品であり、「泣き」のシナリオ、疵を持つヒロイン、隠しルートと真相に至るサプライズが盛り込まれたエンディング、ミスリーディングを誘う重層なシナリオ、ピュアな恋愛、癒しへと至る収斂などのKeyの定番の要素が軒並み盛り込まれています。2016年に掲げられたヴィジュアルアーツの「原点回帰」というスローガン通り、Keyが初心に還ったといえる作品でしょう。そして、「原点回帰」は成功したようです。『Summer Pockets』終了時には『Kanon』『AIR』『CLANNAD』で感じたノスタルジーと切なさが甦ってきました。
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』終了時には、ぽっかりとした喪失感と充実感を覚えたものですが、今回そこまでに至らなかった原因は、『Summer Pockets』のクオリティ云々ではなく、私が歳をとった上にいろいろな作品をやり過ぎてピュアではなくなっているからでしょうね。また、『Summer Pockets』のシナリオのボリュームに『Kanon』『AIR』『CLANNAD』ほどの幅や壮大な仕掛けはなく、コンパクトにまとまった作品になっています。作品のキャッチコピーにあるようなひと夏の眩しさ・清々しさを表現するには、これくらいのボリュームでちょうどいいと思います。
Summer Pockets 島モンファイト 攻略関連 - kimo_otaku2のクソブログ
【最前線レビュー】Summer Pocketsの感想と攻略について | Botchiyan~ぼっちやん~
今年のギャルゲーにおいては間違いなく最上位に位置付けられる普遍的な傑作であり、是非プレイしてほしい作品です。そして、Keyというブランドが健在であることも証明されました。すでにアニメ化も決定しているようなので、今後『Kanon』『AIR』『CLANNAD』に近づく評価を得られるかどうかは、FDも含めた今後のメディアミックスの成功も必須条件になるでしょう。
【朗報】Key新作『Summer Pockets』アニメ化も決定!? : おこた速報
願わくば、アニメ化が成功して、『CLANNAD』の奇跡をもう一度見てみたいものです。とにかく、続報を待ちましょう。
「CLANNAD」をまだ見たことのないあなたへ! - NAVER まとめ
CLANNADとは (クラナドとは) [単語記事] - ニコニコ大百科