2019アジアカップ 日本VSサウジアラビア⇒強くもなく弱くもなく・・・
毎度毎度の遅ればせですが、こちらの試合についての感想を書き忘れていたので、テキスト化しておきます。
うーん・・・。何だかコメントしづらい試合になった気がします。アジア相手に弱者のサッカーを展開し、現在の代表がベルギー戦以降進歩していない無様な姿をさらしたというべきか。これがジャパンズウェーだ! という見事な恥さらしというべきか。あるいは、厳しい試合を見事に乗り切って勝負強さを示したというべきか。現在の代表の勝負に対するしぶとさを見たというべきか。
強くはないが弱くもない。これが現在の代表の姿なんでしょうね。一応無失点に抑えたとはいえ、中盤やディフェンスのポジショニングはばらばらで、どこまで意思統一がとれているのか心もとない状態に見えました。ボールを奪っても前線でキープできず、カウンターが仕掛けられない(審判の笛が厳しかったという実感はこの際除きます)。サウジの攻撃の精度が低かったことが幸いして勝ちはしましたが、チームが組織として機能せず、約束事が浸透していない、意思の疎通ができていないことが明らかな試合でした。選手個々の判断でどうにかベスト8まできましたが、さてこの先は。
さすがに次戦のベトナムに負けるとは考えたくありませんが、試合を見る限り日本よりはよっぽど組織化されているので、アップセットがないとは言えない気がします。
日本としては状態のいい選手を並べて、選手個々の判断に頼りながら勝ちを狙うしか手がないと思うので、どうなりますやら。まあ、大陸選手権は結果が重要なので、ベトナムに勝ってベスト4なら前回大会を上回るからOKってことになるんですけどね。