otomeguの定点観測所(再開)

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大迫のツイートについて感想

 なんかニュースになっていましたが、またいつもの内輪もめですか・・・。

大迫傑 -オフィシャルサイト – < Enjoy a challenge > Suguru Osako official

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 一応、大迫の関連ツイートを貼っておきました。大迫の言い分が正しいのか、陸連の言い分が正しいのかは分かりません。でも、問題なのは、アジア陸上競技選手権が開催中なのにこんなことしか話題にならないほど男子長距離トラックが弱いことと、大迫のツイートが事実だとすれば陸連が他の日本男子が大迫に勝てないと思っているということなのでその負け犬根性と、そして何よりいつものことですが協会と現場の意思疎通ができていないことでしょう。エースにこんな発信させてどうすんだよ。

 正直、いつまでこんなレベルの低いことでもめ続ければ気が済むんだという思いです。世界から隔離されたコップの中で内輪のアスリートごっこに興じているとこうなってしまうんですね。当ブログでは何度も書いていますが、男子の長距離は今や史上最低水準で危機的状況が続いているというのに、一体となってそれを打開しようという危機感は陸連には全くないようですね。

 アジア陸上競技選手権では塩尻が何とか男子長距離の最後の砦を守っていますが、

www.sponichi.co.jp

 

 

 

  10000mでは27分台を2人送り込みながらメダルさえ取れない惨敗でした。昔はアジアに限れば日本のお家芸といえる種目で、負けるはずがないと豪語していたはずなんですが。2人ともベストタイムを1分以上下回る凡タイムで、持ちタイム29分台のインドの選手にさえ遅れをとっているようでは、話になりません。日本歴代2位のタイムを持つ選手と学生陸上界のエース選手だったはずなんですが、国内の記録会では走れても、アウェーで条件が厳しくなると弱くなるという、日本選手の特性がよく出たレースでした。

  

 まだ5000mが残っていますが、期待しないで待つことにします。 

【4/26追記】

 大迫のツイートと5000mの結果および関連記事のリンクを追加。男子5000mは銅メダル、辛うじて男子長距離の砦は守られました。

大迫傑vs陸連、五輪前にこんなにモメてて大丈夫か せっかくの問題提起もツイッター連投で「どっちもどっち」の様相(1/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

大迫傑vs陸連、五輪前にこんなにモメてて大丈夫か せっかくの問題提起もツイッター連投で「どっちもどっち」の様相(2/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

大迫傑vs陸連、五輪前にこんなにモメてて大丈夫か せっかくの問題提起もツイッター連投で「どっちもどっち」の様相(3/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

 

 

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 せめてこれくらいの気概は欲しいなあ・・・。

「世界に出ても恥をかくだけ」新谷仁美がアジア2位も悔しさを露わ|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

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1位を獲るためだけに復帰したという強い思い。この大会でも「1位以外には意味を見出せない」と、ゴール後も日の丸を持った写真撮影や挨拶を薦められても拒否。
「2位で誇らしいと思ったら、悪いですけど、この世界では生きていけないと思う。2位で満足するなら私はここにいません。レースに出る限り、まだ復活途上というのは関係ないし、プラスに考えればここではやるべきことを突きつけられたと言えますが、負けにプラスはないと思う」と強い口調で話す。