いやあ、良かった、良かった。仕事の関係で生で観られず、家に帰ってから録画したものを観ましたが、山形県勢が見事に甲子園の初戦を突破してくれました。
2021年8月10日 日大山形vs.米子東 - 夏の甲子園 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)
理想的な試合展開でしたね。先制・中押し・ダメ押しと徐々に点を入れて突き放し、投げては先発の斎藤投手がたびたびランナーを許しながらも、９回途中まで見事な投球。日大山形を上回る12安打を打たれながら、９回の１点のみに抑えてきっちり逃げ切りました。山形県勢が甲子園で危なげない試合運びをするというのは本当に珍しいです。
日大山形といえば、2013年に日大三、明徳義塾といった強豪を破ってベスト４にまで勝ち進んだのが未だ記憶に新しいところ。今日の勝利はその時以来の勝ち星となりました。当時のチームはヤクルトの奥村展征、阪神の中野拓夢といったプロに進んだ選手も抱えていた、近年の山形県勢では最強のチームでした。特に中野拓夢は、天童出身で日大山形に進んだ、純粋な山形っ子です。その彼がプロ野球で活躍しているというのは、山形の野球少年たちに大きな夢を与えることですよね。
在校生、テレビ観戦し応援 日大山形高、甲子園初戦突破｜山形新聞 (yamagata-np.jp)
日大山形高でクラスター｜山形新聞 (yamagata-np.jp)
学校でクラスターが発生したという不吉なニュースも流れていますが、選手たちにはまずは試合に集中して、頑張ってほしいところです。しかし、次戦が浦和学院ですか・・・。
強豪校との対戦が組まれると、山形県人は「うわ！ 〇〇か！」と、気後れしてしまうことも多いですが、そこは踏ん張りましょう。2013年の日大山形は複数の強豪校を退けてベスト４までいきました。気持ちで負けることなく、次の試合も頑張ってほしいと思います。
