otomeguの定点観測所(再開)

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『推しのラブより恋のラブ ~ラブ・オア・ダイ~』感想

 今のところ、今年プレーしたギャルゲーの中ではこれをベストに推します。久々のギャルゲー感想及び百合物件でございますね。18禁なので、そういったものに関心のない向きはお読みにならないことをお勧めします。

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 Steam:推しのラブより恋のラブ~ラブ・オア・ダイ~ (steampowered.com)

推しのラブより恋のラブ ~ラブ・オア・ダイ~ - SukeraSomero (sukerasparo.com)

【SukeraSparo/SukeraSomero】百合ゲーム【SukeraSono】百合音声作品さん (@SukeraSparo) / Twitter

アノ凸凹百合カップルが遂に結婚!? 国際的大ヒットを記録したSukeraSomeroのドタバタ王道百合コメディ続編『推しのラブより恋のラブ ~ラブ・オア・ダイ~』!! (bugbug.news)

尊い・・・

 いえ、それ以上、何といえと?

 百合結婚、同性結婚が認められている、ジェンダー的に進んだ日本が設定のゲームのファンディスクです。前作はオタク女子のあくるとギャル(??)の恋が一緒になるまでの過程でしたが、今回は結婚までの道のりが描写されております。一応エンディングは2つありますが、基本的にはハッピーエンドなので事実上エンディングは1つの1本道。結婚式場でウエディングドレスに悩んだり、相手の親に挨拶をしたり、資金繰りのためにこっそりバイトをしたり、オタ活との両立に悩んだりなど、オタクの結婚についてのリアル(??)な描写が続きます。私の場合はヘテロですが、オタク結婚を画策したことのある方には、身につまされる箇所が多々あると思われます。

 主人公が鈍感でツンデレなところも含めて、基本的には甘々の百合描写が全編続きます。新キャラの負けヒロインには賛否が分かれるかもしれませんが、結局こいつも甘々の中に入っていくので、バカップルを中心とした糖度がさらに上がってしまう結果に。これが男女のカップルなら、男をバールでぶん殴ってやりたくなるところですが、百合だと尊く思えてしまう私は恐らく人間として終わっているのでしょう。

 全体に丁寧なつくりで、今のところ、今年プレーしたギャルゲーの中ではこれが極私的な最高作品です。SukeraSparoは実力派のメーカーですが、今回も高クオリティでした。本来、前作の推しラブは極私的回顧のベスト5に入れなきゃいけない水準の作品なのですが、2020年は終盤に高水準のゲームが相次ぎ、はじき出されてしまいました。今年はどうなりますやら。

2020極私的回顧その21 ギャルゲー - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

2019極私的回顧その21 ギャルゲー - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)