では、いつもながらの遅ればせですみませんが、先日のSF60の企画レポートをぼちぼちあげていきます。私が聴講した企画の抜粋かつ雑駁なものになるので、不正確な点などある場合にはご容赦ください。
SOLAR FLEET | ソーラーフリート (guardian.jp)
PERRY RHODAN (perry-rhodan.net)
まずは上記リンクのペリー・ローダンファンクラブ、ソーラーフリートの方による、ペリー・ローダン60(50)周年企画。本国ドイツでは60周年、日本では50周年ということです。カラーコピーの資料が充実していて、様々な映像や音楽もあり、今回参加した企画の中では最も充実したものでした。
ペリー・ローダンというとあまりに長大なので初めから追いかけているSFファンがどのくらいいるのかというところですが、私はもはや執念で追い続けています。このブログでは取り上げたことがないはずですが、すみません。人生が終わるまでにシリーズの終了に立ち会うのは最早無理なので、悟りの極致ですね。
さて、カラーコピーの資料の内容を抜粋すると、ペリー・ローダンの合衆国宇宙飛行士としての出自およびシリーズの最初期の内容紹介(私もすっかり忘れていました)。ヘフトと呼ばれる冊子形式で刊行されているリレー小説の紹介。てっきりペリー・ローダンが世界最長の小説かと思っていましたが、もっと長いものがあるというので、驚きました。すみません、ミステリの知識が浅かったです。FBI犯罪捜査官の小説シリーズ〈ジェリー・コットン〉。版元のページで確認する限り、3349巻までいっていますね。うーむ・・・。私はドイツ語があまり読めないし、邦訳される可能性はないと思うので、手を出すことはないだろうなあ。
資料の内容に戻ります。クラーク・ダールトンやクルト・マールなど主要な著者の紹介、ローダン関連の出版やイベントの年表、日本における出版の歴史と翻訳チームの紹介、国内外のローダン関連のファンクラブやコンベンションの紹介など、軽く1冊の本が書けそうな充実した内容でした。SFファンかくあるべしといったところですね。
最後はペリー・ローダン50周年記念ビールで乾杯の予定だったそうですが、新型コロナに伴いお酒の提供ができないとのことで、瓶だけいただいてエア乾杯でお茶を濁しました。とにかく、資料の充実した好企画でした。