otomeguの定点観測所(再開)

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2021極私的回顧その6 ASエルフェン埼玉

 本来であれば、毎年、エルフェンについての総括コメントを行ってきたのですが、2021年に開幕したWEリーグは年またぎで2022年5月までの戦いになるため、途中経過についてのコメントになります。

2020極私的回顧その6 ASエルフェン埼玉 - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

2019極私的回顧その6 ASエルフェン埼玉 - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

2018極私的回顧《スポーツ》⑥ ASエルフェン埼玉 - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

2017年極私的回顧《スポーツ》⑤ ASエルフェン埼玉 - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

2016極私的回顧プレ③ ASエルフェン埼玉 - otomeguの定点観測所(再開) (hateblo.jp)

【やはり苦戦・・・】

 現在、11チーム中11位の勝ち点6。いやー、分かっていたこととはいえ、苦しいですね。間違いなく戦力的には11チーム中の最低。ここ数年2部に甘んじてきたチームに、1部のチームとどこまで渡り合える力があるのか。様々な不安をもって臨んだWEリーグのファーストシーズンでしたが、案の定、イバラの道が待っていました。

 開幕戦のレジーナ広島戦。レジーナは新規参入ですが、選手のメンツを見ても、プレシーズンマッチの出来を見ても、エルフェンにとっては格上の相手。サイド攻撃から守備隊形を何度も崩され、着実に得点を重ねられます。後半、エルフェンもカウンターから得点機を幾度か作りましたが、得点には至らず、力の差を見せつけられての完敗となりました。

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 戦力的にはリーグでの中位の広島相手にこの出来だと、やはり厳しいと思いましたが、案の定。2戦目の千葉こそ何とかドローに持ち込みましたが、その後、5連敗。ベレーザ戦では4失点の大敗を喫し、やはり力の差があると、早くも半ばあきらめの視座にも立ちつつありました。

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 パスは回すが、点は取れない。試合の主導権を奪えず、終始コントロールされたまま。守備ブロックが一度崩されると、修正がなかなかきかない。攻撃の決め手に欠け、最後の一押しができない。シーズン前から予想していたことではありますが、こうして現実を突きつけられると、やはり忸怩たるものがありますね。

 しかし、それでも、第8節の長野戦でようやく初勝利。エルフェンにとっては、記念すべき一歩となりました。攻撃カードを多く持つチームではないだけに、やはり粘って粘って守り抜き、少ないチャンスを確実にものにしていく。苦しい時間を辛抱してこらえぬく。攻めているときも後方の集中力を切らさない。どうにかチームとしての形が見えてきた気がします。

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 その後、勝利はありませんが、大宮・浦和との埼玉ダービーをなんとかドロー2つで終え、悪くない形で2021年を締められたのではないでしょうか。シーズン後半は3月に再開され、5月までの日程になります。まずは早々に最下位を脱し、順位を上げていけるのか。苦しい戦いが間違いなく続きますが、辛抱強く応援したいと思います。