EURO2016ではグループリーグ第２節が終了。コパ・アメリカ2016では準々決勝が終了してベスト４が出揃いました。
【ベルギーVSアイルランド】
遂にベルギーの攻撃陣が目覚めましたね。もともとアイルランドに対しては親善試合で負けなしだそうなので、ベルギーにとってはやりやすい相手のようです。前半こそ主導権を握りながらもゴールを奪えませんでしたが、後半はルカクの２ゴールなどで３点を挙げ、終わってみれば快勝でした。アイルランドは守備陣がこらえきれませんでしたね。それだけベルギーの圧力が強かったということでしょう。
ベルギーは次戦はスウェーデンです。この試合の後半のようなパフォーマンスができれば問題ないはずですが、うまく好調を維持できるでしょうか。
【ポルトガルVSオーストリア】
序盤こそオーストリアに決定機がありましたが、試合はほぼポルトガルペースで進みました。オーストリアのＧＫアルマーもかなり冴えていましたが、クリロナもナニもあれだけシュートを決められず、挙句クリロナがＰＫ失敗とあっては、何の言い訳もできないでしょう。ＰＫを決めていれば勝っていたわけですから。ポルトガルはアイスランド戦に続いて勝ち試合を落としました。このチーム、こんなに勝負弱かったかなあ。
グループＦは大混戦になっていますから、ポルトガルがグループリーグで消える可能性はまだ小さいとは思います。しかし、このような不安定な戦いを見せつけられると、ポルトガル敗退の可能性も考えてしまいますね。
【アルゼンチンVSベネズエラ】
アルゼンチンが順調な進撃を続けています。今大会、ベネズエラも弱いチームではなかったと思うのですが、メッシの１ゴール２アシストを含む４得点で圧勝。これでメッシは代表でのゴール数がバティストゥータに並ぶ54となりました。波に乗ったときのアルゼンチンは驚異的な強さを見せますが、なんだか手が付けられなくなってきました。
準決勝はアメリカ戦ですが、今の調子ならあっさりとアメリカを飲み込んでしまう気がします。
【チリVSメキシコ】
チリがアルゼンチン以上の衝撃を見せつけました。激戦が予想された試合は、全く予想外のチリのゴールショーとなりました。前半終了間際にバルガスがゴールを決めた後は、メキシコが後半には完全に集中力を切らしてしまい、一方的な展開となりました。メキシコにとっては、バルガスのマークが外れた一瞬のスキをつかれた44分のゴールがすべてでしたね。
これで準決勝はチリVSコロンビアの戦いとなりました。ともにドラマチックに勝ち上がってきたチームですから、激しい戦いになりそうですね。
