ラニ君、お疲れ様でした
ベルモントステークスで日本馬のラニが3着に入線しました。
勝ったのが7番人気のクリエーター。勝ち馬と力の差があったとは思わないんですよね。直線では見せ場も作りましたし。「世界の壁」ではなく、互角に戦ったが勝負の綾で負けたととらえておきましょう。日本馬はまだ米国G1では未勝利ですが、うまくレースを選んでいけば十分にチャンスはあるはずです。
3歳春の海外遠征は馬への負担がかなり大きいといわれますが、ドバイミーティングから米国3冠を回ってすべて出走できただけでも、関係者の皆さんのご尽力が分かります。そしてUAEダービーを日本勢で初制覇、米国クラシックで3着ですから、立派な収穫のあった遠征だと思います。
ラニはこれでひとまず休養に入るんですかね。まずはゆっくり休んでください。
でも、アメリカのダートに適性があって、しかも距離が延びたほうがいいとなると、日本のダート路線には敵鞍がないかもしれませんね。昔の東京大賞典は2800だったんですが。