ついでにもう1試合も軽くですがまとめときましょう。「本命」となったブラジル、さすがの試合運びでしたね。
セレソンの老獪な試合運びが際立ちました。メキシコの守備陣とカウンターに手を焼き、前半もスコアレスで折り返すも、後半開始早々にネイマールが決めて試合の主導権を握りました。後は試合のペースを巧みにコントロールし、メキシコのカウンターをしのぎながら1点差を守り抜きます。試合終了間際に追加点を入れてダメ押し。危なげなくベスト8進出を決めました。さすが王者という貫禄の試合運び。比較してはいけませんが、いつか日本もこういうことができるようになるのでしょうか。
次戦はベルギーです。戦力値では互角だとしても、チームの完成度では圧倒的にブラジルが上回る気がします。久しぶりに強いブラジルを見せている今大会、強国が次々と姿を消す中、大会がセレソンを中心に回っている気がします。