都城ワイナリー
私は国内のワイナリーでめぼしいところのワインを取り寄せて、デイリーワインとして飲んでいるんですが、現在、美味しくいただいているのがこちらのワイナリーのワインです。
【都城ワイナリー紹介】
都城ワイナリーとの出会いは、池袋のとある居酒屋でした。なんだか面白い名前のワインがあるなあと注文したら、私好みのものだったので、家でも飲んでみることにしました。
宮崎県には4か所ワイナリーがあって、その中でも都城ワイナリーは日本最南端の、霧島にある醸造所です。恥ずかしながら、九州のワイナリーについては全くの不勉強でした。
都城ワイナリー以外の3か所のワイナリーのHPを貼っておきます。どこもなかなか個性的で面白そうな感じです。
【味は?】
都城ワイナリーのワインは、全体にライトボディの甘口で、非常にフルーティです。辛口の赤ワインでも、他のワイナリーのものに比べるとかなり果実の風味が強いです。そのため、フルボディのワインが好きな方の好みには合わないかもしれません。とはいえ、甘いですが、牛肉やシカ肉やチーズなどクセのある食材にもきちんと合います。
また、ワインの名前に『古事記』など日本の古代神話が使われていて、趣があります。霧島は高千穂であり、古代日本の歴史・神話の舞台だった場所なので、ワインの名前に反映させているそうです。
都城ワイナリー ワインづくりコンセプト 予定(宮崎県都城市)
【ワインの紹介】
これまでに飲んだワインの中から、お勧めをいくつかご紹介します。
〇アメノウズメ
都城ワイナリーで初めて飲んだワインです。氷結仕込みのデザートワインで、フルーティな甘みと、オレンジピールなどを加えた柑橘系のさわやかな香りが特徴です。フルーツを使ったデザートと合わせるのがベストですが、食後酒でもいけると思います。
〇オモイカネ
ミディアムの赤ワインです。赤ワインとしての適度な重さとブドウのさわやかな香りが同居していて、赤ワインとしてはかなりフルーティです。あっさりとした鶏肉や豚肉なども含めて肉料理全般に合います。また、カキなどの貝類にも合う、対応力の広いワインです。
個人的にはこれが一番おすすめです。シャルドネのさわやかな香りと舌の上ではじけるような甘みが絶妙なバランスです。口の中がさわやかに満たされていく感じで、非常に美味しいです。和食も含めてほぼどんな料理とも合うので、まずはこれから飲んでみるといいかと思います。