『まいてつ Last Run!!』感想⇒日本のノベルゲームの頂点の1つ
『まいてつ Last Run!!』、なんとかプレイし終わりました。素晴らしかったです。仕事が猛烈に忙しい状態が続いていて、まだ収まっていないんですが、優先的に時間を工面しました。評価は表題に書いた通り。素晴らしかったと思います。18禁ゲームかつ小児性愛的な要素が入る記事なので、読む場合はご注意ください。
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なんぼでも貼れますが、とりあえずこんなもので。
貴い・・・
オタクでよかった・・・
ロリコンでよかった・・・
ぶっちゃけ、これだけつぶやけば終わりです。いや、これ以上何を言えと。ギャルゲーをプレイしながら久々に感極まりました。間違いなく現時点での2020年のベスト候補です。いや、ベストとこう言い切れないのは『Summer Pockets REFLECTION BLUE』との比較が極めて難しいうえ、12月に『天ノ少女』『素晴らしき日々 ~不連続存在~ 10th anniversary』『蒼の彼方のフォーリズム High Resolution』が控えているからですが。極私的にはギャルゲ―大豊作の年になっています。
それでもなお、前作『まいてつ』については「ロリゲー史上最高作品」という評価をしましたが、『まいてつLR』は「日本のノベルゲームの頂点の1つ」という評価でいいと思います。シナリオ、音楽、ビジュアルなどあらゆる面において高い完成度であった前作をさらに積み増し、完成度のかさ上げしながら、音楽など膨大なコンテンツを詰め込んできました。よくぞこの価格で提供できたと感じるほどのボリュームです。新型コロナの影響で残念ながら発売日が3カ月延びましたが、アニメ『レヱル・ロマネスク』放送と時期が重なり、相乗効果を起こす結果となったのもかえって良かったですね。現在、『レヱル・ロマネスク』を含む秋アニメが恐らくここ10年では最高の密度で展開していますが、極私的にはここ数カ月の各種コンテンツの充実ぶりには嬉しい悲鳴をあげています。もはや仕事などしている場合ではない。
あらゆる面が武装強化されている『LR』ですが、あえて1つ挙げるならシナリオの完成度でしょう。各キャラのアフターもきちんと仕上げてきましたが、グランドルートと仲国ルートの完成度の高さがなんといっても特筆です。世界観の拡張、設定の徹底的な作り込み、「泣き」も「笑い」も含むレイルロオドたちの心の機微、エンディングに向けた各種要素の回収・収斂など、細部まで緻密に組み上げられた力作です。18禁という枠を外しても、過去にプレイしてきたノベルゲームのシナリオとして最高点の1つだと思います。
あえて不満を述べるなら、極私的には『まいてつ』の正史はポーレットルートであり、メインヒロインはれいななので、れいなのHシーンの追加が1つしかなかったことですね。さらに、ハチロクとれいなの3Pがソフマップ限定版にしかついていないというのもいかがなものかと。もちろん私は回収しているので問題ないんですが。まあ、例によってこの後いろいろ追加されてくると思うので、その展開も楽しみにしております。