2021極私的回顧その20 アニメ
極私的回顧20弾はアニメです。例年通り、商業アニメとアートアニメを混在させた並びになっております。また、いつものお断りですが、amazonなど関連サイトのレビューをテキスト作成の参考にしております。
2020極私的回顧その20 アニメ - otomeguの定点観測所(再開)
2019極私的回顧その20 アニメ - otomeguの定点観測所(再開)
2018極私的回顧その14 アニメ - otomeguの定点観測所(再開)
2017年極私的回顧その14 アニメ - otomeguの定点観測所(再開)
2016極私的回顧その14 アニメ - otomeguの定点観測所(再開)
2021・1~3月・冬アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
2021・4~6月 春アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
2021・7~9月・夏アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
2021・10~12月・秋アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
【マイベスト5】
1、BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage
劇場版「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」公式サイト
バンドリ! ガールズバンドパーティ! - Wikipedia
バンドリ! BanG Dream! 公式 (@bang_dream_info) | Twitter
ライブ音源を駆使しながらリアルなバンドサウンドを再現し、劇場の座席位置によってサウンドの色合いが変わるほどの臨場感。振り付けや表情なども精細にトレースし、アニメの演奏をライブとして見せることを徹底的に研ぎ澄ませた作品です。サンジゲンの製作した3Dアニメでは恐らく現時点の頂点に立つ作品でしょう。
2、蒼穹のファフナー完結
蒼穹のファフナー@スピンオフアニメ制作決定💐 (@fafnerproject) | Twitter
これまで積み上げてきた伏線が怒涛の如く回収され、ハッピーエンドへと収斂する鮮やかな最終章。物語の最後は壮絶な展開まで覚悟していたのですが、まさかこんな大団円が待っていようとは。冲方丁はじめスタッフ皆様の渾身を観ました。2004年のTVシリーズからこの作品を追ってきてよかった。大きな感慨に包まれました。同時に、終わってしまったという喪失感も強いです。今後は「平和なスピンオフ」が企画されているので、気長に待ちましょう。
3、結城友奈は勇者である完結
種々のコンテンツは展開中ですが、こちらもひとまず大団円でしたね。当ブログでレビュー済みなので、再掲します。
結城友奈は勇者である (@anime_yukiyuna) | Twitter
2021年は長年追ってきたシリーズが数々大団円を迎えた年でしたが、これもその一つですね。もちろん、種々のコンテンツがまだまだ展開中ですが。『のわゆ』『くめゆ』そしてメイン6人の最後の戦いの、迫真の映像化。ギャグとシリアスのバランスも相変わらず絶妙で、高密度の1クールでした。神から脱して自力で生きることを選択した少女たちの=人類の意志の強さに共感を覚えました。少女たちの探索が実り、本州に人類の生存者がいることを切に願います。
2021・10~12月・秋アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
4、オッドタクシー
映画 「オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」4月1日(金)全国公開 & TVアニメ全13話 Amazon Prime Videoにて見放題独占配信中
アニメ「オッドタクシー」OFFICIAL (@oddtaxi_) | Twitter
脚本の完成度においては2021年ベストのアニメだと思います。4月に劇場版が公開されますが、さらなるパズルのピースがいかに構成されるのか、楽しみですね。当ブログでレビュー済みなので、再掲します。
極私的には今まで観てきた中で最高級のミステリアニメだと思います。
擬人化されたキャラクターによる人生の悲哀を描いた群像劇、確かにその側面はあります。毎回、主人公とタクシーのお客のやりとりから、勤め人としての疲れだの悲哀だのを感じ、私も共感していたので。しかし、この作品の核心は、オーディオドラマも含めて、各所の伏線や他愛ないと思われていた会話など、最終回でパズルのピースが鮮やかに組みあげられ、今クールでは最も緻密に脚本が構成されていたこと。そして、最後に寓意性が崩れ落ちるサプライズです。ミステリファンなら絶対に観るべき作品でしょう。
2021・4~6月 春アニメ極私的回顧 - otomeguの定点観測所(再開)
5、マロナの幻想的な物語り
映画『マロナの幻想的な物語り』公式 (@maronas_fantasy) on Twitter
2020年公開の作品ですが、遅まきながら観たのが2021年なので、ランクインさせました。2021年のアートアニメ枠はこちらで。グレーな犬の色覚、ローアングルの犬の視界、手書きとCGが混在した背景や色使いや人間の表情など、犬の視覚・感覚で構成された映像が非常に美しい作品です。人間に振り回された犬の物語ですが、些細なことにも喜びを見出して前向きに生きる犬の姿を見ていると、生の喜びを忘れてエゴに走る人間に悲哀を感じてしまいます。
【とりあえず2021年総括】
引き続き新型コロナの影響が続く中、コンテンツを発信し続けてくださる関係者の皆様にまずは御礼申し上げます。2020年後半から続くコンテンツの飽和状態が2021年も続き、商業アニメ・アートアニメともに傑作が多く、コンテンツを消化していくのが大変な、豊作の1年でした。『エヴァンゲリオン』はじめ、長年追ってきたシリーズの完結が相次いだのも感慨深かったです。
引き続きコロナで大変な状況かと思いますが、1ユーザーとして必死に観て・買って支え続ける所存であります。