書けるうちにどんどん行きます。次は東京オリンピック、サッカー男子代表の総括に行きたいと思います。
本田圭佑が4位日本を総括「僕にも責任」「監督問題」 - サッカー - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
森保監督が総括「先を見越して試合できなかった」主力休ませる総合力足りず - サッカー - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
【セルジオ越後】メキシコも条件同じ地力の差 メダルの甘い夢を見ただけ - セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」 - サッカーコラム : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
なんぼでもリンクは貼れますが、これくらいで。プロフェッショナルである選手と、いまだ実業団・初期Jリーグの延長である協会・監督、その差がくっきり出た試合でしたね。戦力的には間違いなくメダルが取れたメンバーでした。しかし、ピーキングに失敗し、複数試合を戦い抜く戦略がなく、試合中も采配ミスを重ねた結果、メキシコに完敗し、メダルに届きませんでした。
なでしこもそうですが、日本人監督の限界ははっきりしています。とりあえず選手を寄せ集め、戦術なしでピッチの選手たちに丸投げするだけ。試合中の修正力がなく、敗戦後も抽象的なコメントに終始する。私は本田圭佑に対してはあまり好感を抱いていない人間ですが、上記リンクの通り、今回は慎重に言葉を選びながらも適切なコメントをしていたと思います。
一見団結しているようで、組織力も戦術もない代表。ここを根本的に改善しない限り、選手に頼ってW杯アジア予選を突破し、はまってベスト16まではいけても、その先には届かない。そもそも、根本的に強く魅力ある日本代表にはとてもなれない。あちこちで語りつくされ、当ブログでも何度も書いていることですが、その再確認の再確認をしただけのオリンピックでした。
「ジャパンズウェイ」なる空想をぶち上げ、世界のサッカーの進化から悪しき形でガラパゴス化している、現在の日本サッカー協会。会長が変わらない限り、森保の首が飛ぶことはないでしょうし、イエスマンばかりで組織として強い運営ができていない状態も変わらないんでしょうね。結局、列強と微妙な距離が開いたままの我らが日本代表は、今回も中途半端な状態でW杯最終予選を迎えることになります。