書けるうちにぼちぼち書きます。続いては、菅浩江さんと立花眞奈美さんによる、映画『夏への扉』感想というか賛美企画。
映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』オフィシャルサイト (natsu-eno-tobira.com)
映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公式【絶賛上映中🐈】さん (@natsu_doormovie) / Twitter
菅 浩江 noteで小説作法とオタ界隈の話書いてますさん (@Hiroe_Suga) / Twitter
立花 眞奈美(@manamitachibana) • Instagram写真と動画
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なんぼでも貼れますが、とりあえずこれくらいで。
私はブログでもツイッターでも全く取り上げていませんでしたが(すみません)、映画『夏への扉』は観ました。この企画は菅さんと立花さんが『夏への扉』について語るというより、「いい映画なんだ!」「もっと取り上げられてくれ!」「みんな円盤とか買って!」と叫んでいた企画です。
ディスカッションの要旨とも併せて書きますが、いい映画だったと思います。原作のエピソードを余さず取り込んでぎりぎりのバランスで映画の尺に詰め込みきちんと成立させた構成、ループものとしてタイムトラベルの破綻や矛盾なく描写した手堅さ、主人公の相棒・ピートを複数用意することによるバディものとしての絶妙な差配、今やレトロ・フューチャーである原作の雰囲気をうまく映し出した画面構成など、原作に忠実に手堅く作られていました。極めて正しい『夏への扉』。そんな形容がふさわしい映画だったと思います。
ただ、やはりPVが今一つ作品のSFとしての魅力を伝えていなかったことと、公開時期が良くなかったですね。興行的には成功とはいえず、すぐに公開が終わってしまいましたので。今後、SFファンが盛り上げることで復活ということも難しいですかね。来年の星雲賞を受賞すれば、記念上映なんてことができるかもしれませんが。