わが偏愛の2チームが好調なのに対して、日本代表はすごーくすごーく心配です。
【アジアカップ決勝】
協会のお偉方はアジアカップをよくやったと自画自賛していましたが、
決勝はカタールに完敗しました。惜敗じゃないよね、完敗ですよね。戦術的にも組織的にも監督の指導力がなく個人頼みの日本と、組織だったサッカーを展開したカタール。サッカーの完成度の違いが歴然と表れ、指揮官が戦術を持たない森保ジャパンの底があっさりと露呈した試合だったように思います。精神的な団結力はあるが組織力がなく、基本的な戦術理解がそもそもない。これが今の日本代表の現状のような気がします。
【試合をコントロールできない日本】
コロンビア代表の目に映ったのは、2018W杯よりも退化した日本代表の姿だったでしょう。前半、手を抜いてくれていたコロンビア相手に得点できず。前線の選手がバラバラに攻撃していて組織としての形が見えず、無駄に疲労だけ溜まっていく。後半、コロンビアが前がかりになってくると案の定バタバタしてしまい、不用意な失点。香川や乾が入ってようやく緩急をつけられるようになった気がしますが、一本調子のことしかできないというチームとしての課題を改善する気がないのだということがよく分かる試合でした。なんだかなー。
恐ろしいのは、監督にも協会上層部にもこれでいいのだ、チーム力を底上げする必要はないのだ、という根拠のない楽観と慢心が流れていることでしょう。ジャパンズウェイなどという架空の概念にしがみついている限り、この国のサッカーの発展はあり得ませんね。