otomeguの定点観測所(再開)

文芸評論・表象文化論・現代思想・クィア文化・社会科・国語表現・科学コミュニケーション・初等数理・スポーツ観戦・お酒・料理【性的に過激な記事あり】

2020-01-01から1年間の記事一覧

『考えるナメクジ』短評

今回のレビューは先月発売の科学ノンフィクションです。とある生き物の写真・図版が多く、読み手をかなり選びそうな本ではありますが・・・。

軍艦島について雑感

今回は本のレビューではなく、軍艦島の件についての雑感です。過度に政治問題化して騒ぐ韓国も正常ではないですが、極私的には軍艦島は世界遺産取り下げ、放棄や破壊でいいと思います。

中村文則『逃亡者』短評

今回のレビューは4月発売の中村文則『逃亡者』です。

『泣きたい私は猫をかぶる』感想

6/18配信開始だったのですが、仕事が一段落してようやく見ることができました。佐藤純一監督作品で、スタジオコロリド第2作。WEB上では好意的な感想が多いようですが、果たしてどうかな。

『三体Ⅱ 黒暗森林』短評

本日発売ですね。恐らくこれから無数の批評や感想の言説が飛び交うことになると思いますが、さっそく読了したので簡単な感想をあげておきます。

『アンドロメダ病原体-変異-』短評

先月早川書房より発売されたコロナ禍のために話題になっていた作品を読んでみたので、ざっくりと感想をまとめてみます。

『持続可能な魂の利用』短評

今回のレビューは5月に発売された松田青子の新刊からです。

『かえり花 お江戸甘味処 谷中はつねや』短評

今回のテキストは今月発売された時代小説のレビューになります。

『文豪宮本武蔵』短評

今回のレビューは今月発売された『文豪宮本武蔵』です。

サラ・ウォーターズ『Tipping the Velvet』紹介

今回のテキストは不可解なことになぜか未訳のサラ・ウォーターズのデビュー作の紹介です。

『果てしなき輝きの果てに』短評

今回のレビューは5月発売のハヤカワポケミスの最新刊です。

『彼女の体とその他の断片』短評

交通事故で当て逃げにあい、数日療養していましたが、とりあえず本日から活動再開。ブログ更新です。

野崎まど『タイタン』短評

今回のレビューは4月に発売された野崎まどの新刊です。多少のネタバレが混じりますので、ご注意ください。

辻堂魁『黙』短評

本日のレビューは5月に発売された時代小説になります。

コオロギビール感想

先日、コオロギビールのニュースが流れていましたが、あれ、本格的に製品化するのか・・・。とりあえず3月に飲んでいるので、軽く感想を書いておきます。

萌えゲーアワード2019感想

毎度毎度の遅ればせですが、先日、萌えゲーアワード2019が発表されました。辞退するソフト会社もありますし、正直、あまり私の趣向と合うアワードではないのですが、とある向きから感想を聞かれたのでテキスト化しておきます。今回は18禁の内容なので、そう…

『遊王 徳川家斉』感想

今回のレビューは子沢山・放蕩の将軍と揶揄されがちな徳川家斉についての、先月出た文春新書です。

古川日出男『おおきな森』短評

今回は古川日出男『おおきな森』のレビューです。今年読んだ日本人作家の作品では今のところベストワン。ピンチョンのような世界文学として結実した古川日出男の最高作品といっていいでしょう。ネタバレも含むレビューになるのでご注意ください。

マスコットがくる【後編】

昨日、各球団から配信されていたのでまとめておきます。再生回数からつば九郎の発信力の強さが分かる。

『キャプテン・フューチャー最初の事件』短評

SF

先月末に東京創元社から刊行された『キャプテン・フューチャー最初の事件』。アレン・スティールによる名作スペースオペラのリライト・リブートであり、〈新キャプテン・フューチャー〉シリーズの第1弾にあたる作品です。

『昨日壊れはじめた世界で』短評

今回のレビューは今月発売の香月夕花『昨日壊れはじめた世界で』です。

大崎梢『さよなら願いごと』短評

今回のレビューは大崎梢『さよなら願いごと』です。今月発売になったジュヴナイル・ミステリです。

マスコットがくる【前編】

来月プロ野球開幕だそうですが、その前に鳥類と有袋類によるコラボ企画があったので、4バージョンはっときます。もちろん中の人などおりません。何や知らんこなつおねえさんおるし・・・

『コンプレックス・プリズム』短評

今回のレビューは3月に発売された最果タヒさんのエッセーです。

『進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語』

毎度毎度の遅きに失したレビューで恐縮ですが、久しぶりのサイエンスのテキストです。今年2月発売のブルーバックスのレビューです。

『本山らのが○○になったら?』短評

立て続けの更新で恐縮ですが、こちらもレビューしておきます。商業作品ではなくラノベ好きVtuber本山らの企画の同人作品のレビューです。

『あの本は読まれているか』短評

今回のテキストは先月、東京創元社から発売された『あの本は読まれているか』のレビューです。

ベルンハルト・シュリンク『オルガ』短評

今回のレビューは、先月発売されたベルンハルト・シュリンクの小説です。

『ぽけっと・えーす!②』短評

今回のテキストは今月発売された電撃文庫からのレビューです。小学生女児を愛でる方向に振れたテキストなので、そういう性向を受け付けない方はご遠慮ください。

『ドゥルーズ『意味の論理学』の注釈と研究: 出来事、運命愛、そして永久革命』短評

今回のテキストは今年2月に発売された鹿野祐嗣『ドゥルーズ『意味の論理学』の注釈と研究: 出来事、運命愛、そして永久革命』についてのレビューです。私は哲学ではなく思想の徒であり、かつドゥルージアンではなく似非サルトリアンですので、浅学かつ雑駁な…